ダウンタウン松本も絶賛!宇多田ヒカルの母・藤圭子の圧倒的なステージの集大成作品が完成

1969年「新宿の女」でデビューするや、若者から大人まで幅広い世代から圧倒的な支持を受け、1970年代の音楽シーンを駆け抜けた藤圭子。今や“宇多田ヒカルの母”としても有名になった彼女がこれまでに発表した初CD化を含むライブ音源をまとめた6枚組CD BOX『藤圭子劇場』が10月19日に発売されることとなった。

この商品は通販各社による通信販売ならびにソニーミュージックのネットショップSony Music Shopでの限定販売となる。



超満員となった1970年10月23日、渋谷公会堂での「デビュー一周年記念リサイタル」から、1979年12月26日に新宿コマ劇場で行われた「引退リサイタル」まで、4作のライブ盤を5枚のCDに収録、さらに藤圭子の担当ディレクター・榎本襄氏選曲によるスタジオ録音8曲をDISC6に収録した究極のCD BOXだ。



152ページに及ぶ付属の冊子には、全曲の歌詞に加え、音源に収録されている本人や司会のトークも完全掲載。さらに、大ブレイクのきっかけとなった「新宿25時間キャンペーン」特集記事(1969年11月)や懐かしのカラー写真、映画のスチール写真などを掲載。またデビューから引退まで10年間に渡って担当を務めた元RCAディレクター榎本襄氏のインタビューなど貴重な資料も満載で、歌謡史にその名を残す藤圭子とともに、当時の昭和文化の香りも感じることができるBOXに仕上がっている。



本作では、1970~71年にかけての絶頂期のステージにおけるドスの効いた歌唱はもちろん、「マイ・ウェイ」や「この胸のときめきを」といった洋楽のカバーも堪能することができる。

さらに、DISC6のスタジオ録音盤には、オリジナルヒット曲「圭子の夢は夜ひらく」を始め、自ら「演歌では最も好き」と語っていた「涙の酒」や、初CD化音源の歌謡浪曲「刃傷松の廊下」なども収録。藤圭子ファンはもちろん、昭和歌謡のファン、さらには藤圭子を知らない世代までも楽しめるBOXと言えそうだ。



藤圭子に関しては、10月9日放送フジテレビ系「ワイドナショー」にて、ダウンタウンの松本人志が、同番組で宇多田ヒカルの話題の際に「宇多田もいいけど、藤圭子めちゃくちゃいいから。藤圭子はダウンロードしてるねん」コメント。また「『圭子の夢は夜ひらく』とかめちゃくちゃかっこいいからね」と藤圭子が1970年に発表した代表曲を絶賛すると、出演者のヒロミも「あれ16(才の時の楽曲)だよ」と同調し、松本は「それ(藤圭子)から聴いて欲しいわ」と熱く語りかけた他、11日に放送されたJ-WAVEシェアラジオ特別番組「サントリー天然水 presents 宇多田ヒカルの ファントーム・アワー」で宇多田が、本作にも収録の「マイ・ウェイ」をオンエアし、SNSを中心に話題となっていた。