山下美月、話題沸騰のドラマ『降り積もれ孤独な死よ』事件を追う記者役で存在感を発揮

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9月8日の放送が最終回の読売テレビ・日本テレビドラマ『降り積もれ孤独な死よ』に出演している山下美月。作中での“少女失踪事件”を追う記者役を好演し、その演技にも注目が集まっている。

そこで本記事では、乃木坂46卒業後の初のドラマ出演となる今作での山下の活躍を振り返りながら、彼女の女優としての魅力にも迫りたい。



今年5月11~12日に東京ドームで開催された卒業コンサートをもって、惜しまれつつも乃木坂46から卒業した山下。グループ時代から多方面でマルチな才能を発揮しており、特にNHK連続テレビ小説『舞いあがれ!』では物語の序盤から終盤まで登場するメインキャラクターの1人であり、ヒロインの幼なじみ・望月久留美役を演じたほか、昨年はドラマ『さらば、佳き日』(テレビ東京系)で鈴木仁とW主演を務めるなど、女優としても順調にキャリアを積み上げている印象だ。



そんな彼女にとって、グループ卒業後初の出演作となったのが、とある屋敷で13人の子供たちの白骨死体が見つかった通称“灰川邸事件”から物語が動き出すヒューマンサスペンス『降り積もれ孤独な死よ』だ。同作は、講談社「マガジンポケット」で連載中の漫画にオリジナルの要素も交えたストーリーで、現在と過去2つの事件が交錯するスリリングな展開に、視聴者からは、「映画みたいで魅入る!」「ハラハラする…!」などの声があがっている。放送時には関連ハッシュタグがSNSのトレンド1位を獲得するなど、高い注目を集めていることがうかがえる。



今作では、“灰川邸事件”と繋がりがある少女失踪事件を追う記者・森燈子役を演じる山下。第8話では、主人公の刑事・冴木仁(成田凌)から“自分と関係のない事件になぜ必死になれるのか?”と聞かれたことをきっかけに、森が高校時代、家庭環境が悪く、周囲と馴染めずにいた同級生の東野梓(浅川梨奈)と親交を深めたい一心で、自身も家庭に恵まれていないと嘘をついてしまい、その嘘がバレた直後に梓が自殺してしまったというショッキングな過去が明らかに。その後、森が当時を悔いながら、「私がわかったふりをしたせいで、彼女は死んだんです」「今度はわかったふりで終わらせたくないんです」と事件究明への思いを吐露する姿も描かれ、SNS上では、「表情の演技素敵でした」「目の演技がほんとにピカイチ」「見入っちゃうよ」など山下の演技を絶賛する声が多くあがっていた。熱量のある山下の芝居が、事件に真摯に向き合う森というキャラクターに、より説得力を与えていると言えそうだ。



話題沸騰のドラマ『降り積もれ孤独な死よ』でも、女優としての存在感を示した山下。今後は、11月22日公開予定の映画『六人の嘘つきな大学生』にメインキャストの1人として出演することも発表されており、さらなる活躍が期待できそうだ。

乃木坂46卒業後も勢いに乗り続ける彼女のこれからに、ぜひ注目していきたい。

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