「リバリュー」使えるモノは決して捨てない。滞留商材などのリバース・ロジスティックスに賭ける

 グローバルな流通経済で、ここ数年話題になっているのは「循環型サプライチェーン」という言葉だ。これは、従来の一般消費財が生産者から消費者にいたる供給行為「フォワード・サプライチェーン」と、それとは反対に消費者が使用を終えた製品が廃棄物として逆流・流通する「リバース・サプライチェーン」を合わせた経済構造ことだ。両方の財の流れを合わせて、循環型サプライチェーンと呼んでいるのである。


 循環型サプライチェーンが注目され始めた理由は、地球規模で環境を意識した持続的社会を志向しはじめたからだが、今後は消費財のライフサイクルが循環型になっているか否が、きわめて大切なこととなる。回収システムを含んだ効率的なリバース・サプライチェーンを構築するかが大きな鍵となる。


 そのリバース・サプライチェーンに関連してリバース・ロジスティックスという言葉がある。それは廃棄物の物流だけではなく、製品の返品在庫、滞留在庫や型落ち品などの物流をも含む概念だ。通信販売などで商品返品が多い欧米では、早くからその取り扱いが大きな問題となっていた。十分に使用に耐える製品を「返品だから」という理由で廃棄物として扱うのではなく、より有効な対策を構築し、流通させるのが、リバース・ロジスティックスである。この概念は循環型サプライチェーンの一部を担っている。


 これらに返品在庫などの対応するために米国には、「Reverse Logistics Association」という大きな組織があり、日本の大手家電メーカーなども加入している。が、日本では、あまり認知されていないサービスだ。また、米国では返品商品の再流通を行なう「リクイディティ・サービス」という会社がスタートし、アマゾンやウォルマートなどの商材を扱い急成長している。


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2014年2月4日の経済記事

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