企業の将来が見える? 民間企業の研究活動が活発化

 今、民間企業の研究活動が活発に行われている。文部科学省直轄の国立試験研究機関である科学技術・学術政策研究所(以下・NISTEP)が発行した「民間企業の研究活動に関する調査報告2013」によると、資本金1億円以上で研究開発を行っている企業は3426社の内、回答1628社で主要業種の社内研究開発費・外部支出研究開発費に増加傾向がみられたという。また、主力製品・サービス分野において、画期的な新製品・サービスを実現したとする企業が4割を超えたほか、画期的な新工程を実現したと回答した企業も約2割に上った。


 民間企業の研究活動の大きな特長は、大学などをはじめとする公的研究機関に比べて、実用化に?がるものが多いことだ。その研究成果は企業の業務に直結し、その都度現場に反映、導入、研鑽されていく。とはいえ、直接的に売り上げの数字としては見えにくいため、企業の体質などによっては、その存在や必要性を疑問視する声があがることも多いだろう。しかし、インターネットなどの普及で情報の垣根が取り払われ、エンドユーザーが簡単に詳細な情報を得て比較検討が出来るこの時代、より良い製品、より良いサービスの提供と、他社との差別化を図ろうとするならば、企業にとって研究活動は欠かせないものになりつつある。


 例えば、うま味調味料等の製造販売で知られる味の素グループは、競争優位を確保する独創的技術の確立と、新しい製品・事業の創出のため、研究開発費326億2600万円(当連結会計年度)を投じて研究開発を行っており、国内外あわせて約4700件にものぼる特許を取得している。具体的な商品としては、短時間で根菜をやわらかく仕上げられる当社独自の技術を用いた「Cook DoRきょうの大皿」や、新発想の固形の鍋用調味料「鍋キューブR」などを2012年度に発売している。


あわせて読みたい

エコノミックニュースの記事をもっと見る 2014年11月15日の経済記事

\ みんなに教えてあげよう! /

次に読みたい関連記事「心理学」のニュース

次に読みたい関連記事「心理学」のニュースをもっと見る

トピックス

今日の主要ニュース 国内の主要ニュース 海外の主要ニュース 芸能の主要ニュース スポーツの主要ニュース トレンドの主要ニュース おもしろの主要ニュース コラムの主要ニュース 特集・インタビューの主要ニュース

経済ニュースアクセスランキング

経済ランキングをもっと見る

新着キーワード一覧

このカテゴリーについて

経済、株式、仕事、自動車、金融、消費などビジネスでも役に立つ最新経済情報をお届け中。

通知(Web Push)について

Web Pushは、エキサイトニュースを開いていない状態でも、事件事故などの速報ニュースや読まれている芸能トピックなど、関心の高い話題をお届けする機能です。 登録方法や通知を解除する方法はこちら。