【2017年の展望】電子書籍市場、拡大のカギは多様なサービスの発展と閲覧デバイスの普及

【2017年の展望】電子書籍市場、拡大のカギは多様なサービスの発展と閲覧デバイスの普及

 電子書籍市場は拡大の一途をたどっており、2017年以降もこの傾向が継続するとみられる。インプレスによれば、日本の電子書籍市場は17年度には15年度の1.4倍にあたる2280億円(雑誌含め2660億円)規模に拡大すると見込まれている。飽和状態との声もある電子書籍市場だが、9月にジャストシステムが実施した「電子書籍に関する実態調査」によれば、電子書籍の利用経験者はいまだに41.2%にとどまっており、利用経験のない人のうち20.7%は利用を検討していることがわかっている。16年より本格的な普及をみせている「読み放題型」サービスに関しても、まだまだ伸び代がある。電子書籍の利用を検討している人の25%で「読み放題型」を検討しており、今後も徐々にサービスの普及が進むと見込まれる。


 現在、電子書籍の主要なサービスモデルには、米Amazonの「Kindle Unlimited」などが採用する「読み放題型」、月額課金に応じたポイントが付与されそれをコンテンツ購入に充てる「月額課金型」、読みたいコンテンツを都度購入する「個別課金型」がある。電子書籍利用経験者での、各モデルの利用比率は「読み放題型」が18.1% 、「月額課金型」が10.4%、「個別課金型」が70.4%となっている。また、この3つのモデル以外の利用者も17.5%と、一定数存在することがわかる。電子書籍においては、流通経路が紙媒体のものよりもダイレクトなため、コンテンツによっては割引などのキャンペーン実施や流動的な価格設定が可能となる。また、音声や画像、動画といったマルチメディアやWebサイト・サービスとの連動とも相性がよい。このような電子書籍の特性から、「セルフパブリッシング」や「広告型」といった多様なサービスモデルの展開が生まれている。これらのポテンシャルは高いと考えられ、多様な電子書籍サービスの発展が市場を押し上げるとみられる。


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2017年1月3日のIT記事

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