
どんな企業であっても何らかの社内イベントというものがある。たとえば忘年会や懇親会などといったイベントであれば、ほとんどの企業で開催されているのではないだろうか。
こうした社内イベントを開催する目的は、社員同士の親睦を深め、業務の遂行を円滑にするという点にある。しかし、社内イベントによってはできれば参加したくないというものもあるだろう。
「転職マガジン」で知られるキャリアインデックスが調査した、「会社であったら嫌なイベントランキング」で1位となったのが「運動会」だ。
運動会といえば、学生時代にとっては定番のイベントであり主に秋に開催されることが多い。とはいえ、学生ならともかく社会人になってまで運動会に出たいと考える人は少ないことがこのランキングからはわかる。また、それに次いで不人気だったイベントが「ゴルフコンペ」である。ゴルフについてはかつては社会人にとってのマナーとして多くの人がプレイしていた時代もあったが、それも今は昔の話である。3位にランクインしているのは意外にも「社員旅行」である。普段行くことができない場所に旅行に行ける反面、胃一緒に行くメンバーや旅行先によって好みが分かれるということかもしれない。
これらのイベントで共通するのは、時間と費用がかかるという点である。いずれも業務時間外に行うことになるため、本来ならば休日であるべきタイミングで開催されることから、敬遠される傾向にあるのかもしれない。