上場目指す仮想通貨交換業者、大手の参入続く

上場目指す仮想通貨交換業者、大手の参入続く

 仮想通貨の市場は現在拡大が続いている。相場が急騰、あるいは急落したりと、決して安定しているとは言い難い部分もあるが、良くも悪くも多くの利用者がいるということから仮想通貨への注目度は依然として高いものがある。こうした仮想通貨の市場拡大を受け、仮想通貨の交換業者が上場を目指すケースが相次いでいる。


 仮想通貨を語る上で常に話題にのぼるのが仮想通貨交換業者コインチェックの不正流出問題だろう。そのコインチェックは、2018年4月にネット証券マネックスグループに買収された。現在はマネックス傘下だが、そのマネックスの方針がコインチェックの上場である。上場企業に求められる資質というものもあるが、同時に社会的信用というものも決して小さなものではない。不正流出問題を起こしたコインチェックを上場させることで、失った信用を再び取り戻すとともに資本力を高めることがマネックスの目的といえるだろう。というのは、仮想通貨交換業者というのは、ただ単に仮想通貨の取引ができるというだけでなく、仮想通貨を仕入れて顧客に販売する側面も持っているためだ。コインチェックの場合はこの販売で多くの資金を稼いでいた。


 とはいえ、上場をしたいと思ってもすぐに上場ができるというわけではない。株式市場に上場するためには継続して事業を営み、安定した経営ができるということが重要な条件となっている。仮想通貨の場合、先述の通り不安定な相場という大きな特徴がある。仮想通貨交換業者の主な経営基盤は、この不安定な相場であることからその経営状況もまた不安定なものとならざるをえない。業績が好調だったとしても、その業績を安定して継続できるかどうかという点はかなり不透明な状態といえるだろう。


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