SUBARUは、同社を代表するスポーツセダン「WRX S4」「WRX STI」の改良モデルを発表し、6月27日から発売する。


 「WRX S4」「WRX STI」は、卓越した走行性能と4ドアセダンの実用性を兼ね備えたブランドのアイデンティティであるAWDスポーツパフォーマンスを象徴するスポーツモデルだ。

運転支援システム「アイサイト」を搭載し、先進安全性能も両立した「WRX S4」と、よりスポーツ走行に特化した仕様で、6速マニュアルトランスミッション(6MT)車だけのラインアップである「WRX STI」を発売している。


 今回の改良では、各モデルのエクステリアデザインを一部変更し、よりスポーティでアグレッシブな印象とした。


 WRX S4 STI Sport EyeSightのフロントグリルのデザインを変更。メッキモールを追加してウイングモチーフを強調。よりスポーティなデザインとした。またWRX S4 2.0GT-S EyeSightの18インチアルミホイールの色をダークガンメタリックからブラックに変更している。


 WRX STI全車のフロントフォグランプカバーを新デザインに変更。またWRX STI Type Sには、切削光輝の19インチアルミホイールを採用。走りの躍動感を強調した。


 加えて、WRX S4/WRX STI全車にハイビームアシストが作動する車速を従来の40km/hから30km/hに変更。これまでより低車速域から作動を開始することで作動領域を拡大し、夜間走行時の安全性を向上させた。またトランクの開閉方法を変更し、すべてのドアが解錠されている場合、アクセスキーを持っていなくてもトランクが開けられる仕様とした。


 マイナーチェンジしたWRX S4の価格は336.96万円から409.32万円。WRX STIは386.64万円から406.08万円だ。(編集担当:吉田恒)