立憲民主党の福山哲郎幹事長は23日の記者会見で、2019年7月の参院選挙で妻を優位に戦わせるために100人に現金を配り買収罪に問われ、公判中の河井克之被告(衆院議員、元法相)が東京地裁で同日、起訴内容の大半を認めて議員辞職を表明したことに対して「遅い判断と言わざるを得ない」と語るとともに「自民党の責任は極めて重い」と自民党に猛省を求めた。


 福山氏は河井夫妻が国会で説明していないことや自民党が選挙資金に河井側に1億5000万円を提供したこと、安倍晋三前総理(当時、自民総裁)の秘書が選挙応援に派遣されていたこと、自民党本部が河井夫妻の選挙にどのようにかかわっていたのかなど「まったく明らかにしていない」と指摘し、国会で追及していく姿勢を見せた。


 また、自民党の二階俊博幹事長が河井事件に「他山の石」と表現したのには「自民党にとって自分の石ではないか」と投げたうえで、1億5000万円の使途について自民党が説明責任を果たすべきと訴えた。(編集担当:森高龍二)