立憲民主党は17日「新型コロナウイルス感染症から子どもたちを守る4つの緊急提言」を政府に申し入れた。枝野幸男代表は「子どもたちの命と健康、学び、保護者の皆さんの生活、感染拡大防止のすべてを両立させることは簡単ではない」として、4つの緊急提言に早急に取り組むよう求めた。


 提言では保育士・幼稚園教諭・教職員・学童指導員・部活動指導者、12歳以上の希望する受験生へのワクチンの優先接種や感染拡大地域での子どもたちを含めた定期的なPCR検査の実施。


 子どもたちの居場所確保へ、休校時には学校で午前預かりとし、給食を実施する。学童保育は午後預かりをしつつ、終日化も検討する。感染不安などで登校見合わせた場合は出席扱い化を図る。


 学びを応援するため、分散学習やリモート授業実施のための学習指導員などの増員を図る。保護者を応援するため学校等休業助成金・支援金の給付と受付体制の強化・給付の迅速化を図る。保護者からの電話・SNS相談窓口の設置をと、4分野約20項目について取り組むよう求めた。(編集担当:森高龍二)

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