森林浴が働く女性の免疫機能を高める

 独立行政法人森林総合研究所と学校法人日本医科大学は「森林浴が働く女性の免疫機能を高め、ストレスホルモンを低下させることを科学的に証明できた」と発表した。 森林浴体験は東京都内の大学付属病院に勤める25歳から43歳の女性看護師13人が長野県信濃町にある「癒しの森」に2泊3日滞在し、雑木林とスギ林の森林遊歩道を散策して行われた。まず、森林浴の3日前と森林浴2日目の朝、3日目の朝、森林浴から1週間後と1ヵ月後に採血してNK(ガン細胞やウイルスを殺傷するナチュラル・キラー細胞)活性の状況などをみた。 その結果(1)森林浴1日目と2日目、7日後にいずれも森林浴前より有意に高いNK(ガン細胞やウイルスを殺傷するナチュラル・キラー細胞)活性を示し、森林浴がNK活性を上昇させ、持続効果のあることが明らかになった。(2)森林浴1日目と2日目、7日後にいずれも森林浴前より高いNK細胞数を示し、森林浴はNK細胞数を増加させ、持続効果のあることが明らかとなった。(3)NK細胞ががん細胞などを殺傷する時に放出するタンパク質であるグラニューライシン、パーフォリン及びグランザイム AとBのレベルを測定した結果、森林浴1日目と2日目ならびに7日後にいずれも森林浴前より高いレベルを示し、森林浴は女性看護師のリンパ球内抗がんたんぱく質を増加させ、持続効果のあることが明らかになった。(4)一般的にリラックス状態では尿中のアドレナリンとノルアドレナリン濃度が減少するといわれており、調査の結果、森林浴が女性の尿中アドレナリンとノルアドレナリンの濃度を減少させていた。このことから森林浴にはリラックス効果があるといえるとしている 同研究所では「森林浴はNK活性を上昇させることから、がんの予防効果が期待される。女性をはじめ、ストレス過多の都市住民に全国の森林地域で森林浴滞在をしていただき、免疫機能を高め、ストレスホルモンを減少させて健康を維持することで、森林の利活用や地域振興・医療費の増大抑制が期待される」と話している。

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