調査は昨年10月26日から11月5日まで、20~59歳の既婚女性を対象に「主婦の食スタイルや食ニーズ」をインターネットでアンケートしたもので、1237人から有効回答を得た。
その結果、電子レンジの使われ方では8割以上の主婦が「ごはんや料理の温め直し」に利用し、調理器具保有数や調理スキル別では、解凍、加熱調理、蒸すなどといった具体的な調理に電子レンジを利用している人ほど、調理器具が充実し、スキルのある主婦に多いという結果が出ていた。
また、食スタイルでは、電子レンジやフードカッターなど便利な調理器具を活用する人は71・1%、できるだけ時間をかけずに手早く料理をするは66・9%、レシピは自分なりにアレンジするは63・9%、手近な材料を使って料理するは60・5%、できるだけ手間をかけずに済ませるは58・4%、いつもできたての料理を用意するは48・3%、調理後の油などは環境に注意して処理するは45・4%、大根の葉っぱも料理するなど無駄を出さないは42・2%、健康によい成分や食材を聞いたら積極的に取り入れるは41・8%、おかずは、家族めいめいの分を取り分けるは41・0%、料理のレパートリーを増やすは40・3%、手作りしたものを冷凍保存するは40・2%というデータになった。同社では「調理には趣味化と簡便化の二極化の傾向がみられる」と分析している。