5万円パソコンの飛躍的な進化

 約15年前、Windows95が登場して以来、パソコンは一部マニアや大企業に置く特別な機械ではなく、一家に一台、と言えるほど大衆的な家電へとシフトしていった。ここ数年は10万円から20万円代の価格帯がメインとなり、ボーナス時期には購入できる範囲のものとして定着してきたようだ。

 ところが最近になって、デスクトップパソコンが10万円代からその半分の5万円程度のものまでが続々登場。DELLやEPSON DIRECT、HPから次々の新製品が登場し、なかでも昨年末に日本上陸を果たした、eMachines のJ2404(49,800円)パソコンは業界を大激震させたのだ。

 激安パソコンのイメージは型落ちパーツを使った、ともすると「使えない」パソコンであったことは否めない。ところがeMachinesを代表とする5万円パソコンは、すべて最新のCPUを使用。また、最新でなくてもローエンドCPUが1GHz、それ以上の2GHzを超えるような時代になっている。ほとんどの場合、これらのCPUで快適なパソコンライフが楽しめるようになっているのだ。

 また、5万円クラスのミニノートパソコンも販売が好調で、2台目のパソコンとして低価格志向を強める消費者のニーズを掴んだ。国内ノートパソコン市場でシェアが2割を超えたが、さらに販売を伸ばすのは確実だ。家電量販店では昨年7月以降、携帯電話会社のイー・モバイルと2年契約すれば、ミニノートパソコンを格安で買えるセットプランを販売したところ、イー・モバイルは10月と11月の契約純増数がソフトバンクモバイルに次いで2位になった。外出時のデータ通信需要の増加とセットプランによる初期費用の低下が、5万円パソコンの販売を押し上げていることは明確と言える。

 少し前までは低機能=低価格が当たり前だったパソコン業界も、高機能=低価格が主流になってきた。5万円パソコンは今年、さらに付加価値を増し続け、パソコン市場を牽引することは間違いないだろう。

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