世界に誇る日本の”オタク”文化

 3月25日、インターネットプロバイダーの株式会社インターリンクが「第4回あなたが選ぶオタク川柳大賞」の受賞作品を発表した。応募総数6974句の中から大賞に選ばれたのは「聞いてない 誰もそこまで 聞いてない」(30代・Vmaxさん)の作品。その他に、20位までの入選作品が選ばれた。

 アニメ、ゲームを中心に鉄道やアイドル、音楽、美術、スポーツなど、ある特定した分野に情熱を注ぐ人々を"オタク"と呼ぶ。そのエネルギーは凄まじく、不況の中でもオタク市場は伸び続けている。なかでも、アニメ、ゲーム市場の経済効果は、2007年度時点で1866億円を超えているという。

 "オタク"というと、ひと昔前は奇異な人々、という風潮があり偏見の目でみられていた。しかし最近では、周囲に隠すことなく、"○○オタク"と気軽に名乗る人が増えてきている。世間全体が、人間は誰しも多かれ少なかれオタクな部分を持っているという認識に変化しつつあるようだ。"オタク"という言葉が、マイナスなイメージを与える要素は、以前に比べて確実に少なくなっている。

 2000年以降、アニメの実写化が増加しているが、実際公開してみると"オタク"という支持枠を超えて、世代を問わず観客数を大きく増やしているケースが多い。今年度、既に実写化された作品は「ヤッターマン」や「20世紀少年-第2章-最後の希望」、「DRAGONBALL EVOLUTION」など。興行収入は「ヤッターマン」が16億4000万円、「20世紀少年-第2章-最後の希望」が13億円を突破、「DRAGONBALL EVOLUTION」も6億2000万円と大健闘している。また、春以降にも「クローズZEROⅡ」や「釣りキチ三平」、「ROOKIES」、「ひぐらしのなく頃に・誓」など7作品が続々と公開予定。アニメの実写化ブームはの勢いはまだまだとどまることを知らないようだ。

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