積水ハウス、創立50周年を迎える年に累積建築戸数200万戸達成

 積水ハウス <1928> は24日、これまでに供給した住宅の累積建築戸数が2010年1月中に200万戸を達成する見込みであると発表。創立50周年を迎える記念すべき年の幕開けに、業界で初めて200万戸を達成するとあって、「200万戸への感謝を結ぶ50年」という想いを込めたロゴマークを策定し、年間を通して積極的な販促展開をしていく方針だ。

 1960年に創立した同社は、自社工場で品質・性能が安定した主要建築部材を量産し、邸別の受注生産体制を確立するなど、顧客のニーズに合わせた高品質な工業化住宅を提供することで住宅業界を牽引してきた。また、自社グループでの施工管理や購入前の相談から契約、引き渡し後のアフターサービスに至るまで一切代理店を介さない「直接契約・責任施工体制」構築し、顧客と直接向き合うことで、多くの信頼を勝ち取ってきた。特に、アフターサービスにおいては、全国65ヵ所に設けたカスタマーズセンターで、邸別の建物情報やメンテナンスなどの履歴情報を管理するなど、徹底したサポート体制をとっている。さらに、家族構成や生活スタイルの変化に柔軟に対応するためにリフォーム事業にも注力。長く住み継がれる住まいづくりを推進している。

 同社のこうした姿勢が次第に浸透し、着実に実績を積み上げ、1993年には累積建築戸数100万戸、2000年には150万戸を突破。最近では、業界唯一の「エコ・ファースト企業」として、環境に配慮した次世代住空間の研究・開発に取り組み、2009年3月より販売を開始した「快適性」「経済性」「環境配慮」を兼ね備えた最先端の環境配慮型住宅「グリーンファースト」も順調に受注を拡大している。累積の住宅供給は、既に今年の7月末時点で1,979,728戸を達成しており、200万戸達成は目前となっていた。

 2009年は、長引く不況の影響を受け、住宅購入層の購買意識が低下したままで、住宅業界にとっても厳しい一年だった。そんな中、政府も来年度に向けて住宅版エコポイント制度の制定や、住宅取得資金を対象にした贈与税の非課税枠を現行の500万から1500万円まで拡充するなど、住宅需要を喚起する政策を打ち出してきている。新たな年の幕開けに、国内トップ住宅メーカーが累計建築戸数200万戸を達成するというニュースは、試練の一年を乗り越えた住宅業界全体にとっても、再び活気を取り戻すきっかけとなる明るい話題になりそうだ。

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