砂漠でも高糖度のトマト栽培を可能に

       
 双日は地面部分に特殊なフィルム状のシートを使用することによって、土を使わず、水の使用を極力抑えて野菜を栽培できる栽培方法を用いてアラブ首長国連邦(UAE)で高糖度のトマトを栽培することに成功した。

 新技術の開発は、双日とUAEのアルグレアグループ、早稲田大学が直接出資するバイオベンチャーのメビオールと共同で、今年1月からUAEのシャルジャー首長国で新技術を用いたトマトの試験栽培を実施。

 新しい栽培方法は地面部分に特殊なフィルム状のシートを使用し、植物と養液を隔離して栽培する。フィルムは保水力のあるゲルで、養液から水と養分のみを吸収し、植物の根に直接供給して植物を育てる。植物はフィルム中の水と養分を吸収しようとして膨大な数の毛根を発生させ、フィルムの表面に張り付き、さらに、養液の吸収を高めるために糖分・アミノ酸などを大量に作り出し、高糖度で品質の高いトマトに成長する。

 同社は中東では、地下水をくみ上げたり、海水を淡水化したりして農作物を栽培しているため、生産コストを下げることが課題。新栽培方法を用いることによって、水の使用を極力抑えることが可能となり、水耕栽培のような大掛かりな施設も不要で、砂漠地帯など水資源の乏しい地域での農業生産が容易となる、と期待している。同社は将来的に中東の他国やアフリカ地域での事業展開も目指したい意向だ。
(情報提供:エコノミックニュース 編集:南)
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2009年5月20日の経済記事

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