ソニー、ワイヤレスで電力供給できるシステムを開発

 ソニー <6758> は、電源コードを接続することなく、テレビなどの電子機器へ、離れた場所から高効率で電力を供給できる「ワイヤレス給電システム」を開発した。

 同システムには、送電デバイスから供給された電力エネルギーが空間を介し同じ周波数で共鳴している受電デバイスのみに伝播する、磁界共鳴型の非接触給電技術を採用。デバイス相互の位置関係がずれていても高効率の給電が可能となるほか、送電・受電デバイス間に金属があっても、その金属が熱くならないという特長がある。

 今回ソニーでは、この方式をもとに、通信・放送分野の商品開発で培ってきた高周波伝送技術を応用。高速・高効率整流回路を搭載し、整流を含めても約60%という高い給電効率を実現した。さらに、送電・受電デバイスと同じ周波数で共鳴するレピータデバイスを開発し、これを送電・受電デバイス間に配置することでその給電効率を維持したまま、給電距離を50cmから80cmまで伸ばすことにも成功した。

 近年、電子機器がネットワーク化されるなか、データ伝送においては、Wi-Fiをはじめワイヤレス化が進んでいるが、電力供給に関してもワイヤレス化のニーズは年々高まっている。ソニーは、電力供給のワイヤレス化の様々なニーズに対応すべく、今後も、ワイヤレス給電技術の電子機器全般への応用の可能性について、更なる研究開発を継続していきたいとしている。
(編集担当:北尾準)

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