米国、アラスカで温室効果ガスの発生源を調査開始

米海洋大気庁(National Oceanic and Atlantic Agency、以下NOAA)は24日、米沿岸警備隊(U.S. Coast Guard)と共同で、アラスカ州上空のメタンガスおよび二酸化炭素の自然発生源について調査を実施すると発表した。NOAAの大気サンプリング機器を米沿岸警備隊のC-130型海上偵察機に搭載し、アラスカ州上空を11月にかけて飛行。採取した大気の分析・研究を行う。


アラスカ州では、温室効果ガス排出量の増加の兆候が最近の観測で明らかになった。NOAA地球システム研究所(Earth System Research Laboratory)のColm Sweeney氏は「アラスカ州ブルックス山脈の南部で、ツンドラの一部が溶け始めている」と述べ、多くの二酸化炭素が北極圏のツンドラを覆っていることも明らかになった。また北極圏の湖近くでメタンガスの大きな層も観測された。将来ツンドラが死滅することにより、二酸化炭素の排出量が大幅に増えるおそれがあるのみならず、溶けた氷が池や湖を形成し、水系の富栄養化が進むことで大量のメタンガスが発生する可能性も懸念されるところだ。


メタンガスと二酸化炭素は地球温暖化の大きな原因とみられている。NOAAは、これらのガスの発生源を特定し、排出量を把握することで、将来の気候変動に関するベンチマークに役立てたいとしており、今後10年間にわたり同様の調査を実施する方針だ。【松岡 由希子】

あわせて読みたい

エクールの記事をもっと見る 2009年8月28日の社会記事
この記事にコメントする

\ みんなに教えてあげよう! /

トピックス

今日の主要ニュース 国内の主要ニュース 海外の主要ニュース 芸能の主要ニュース スポーツの主要ニュース トレンドの主要ニュース おもしろの主要ニュース コラムの主要ニュース 特集・インタビューの主要ニュース

社会ニュースアクセスランキング

社会ランキングをもっと見る

コメントランキング

コメントランキングをもっと見る

国内の人気のキーワード一覧

新着キーワード一覧

このカテゴリーについて

国内に起きた最新事件、社会問題などのニュースをお届け中。

通知(Web Push)について

Web Pushは、エキサイトニュースを開いていない状態でも、事件事故などの速報ニュースや読まれている芸能トピックなど、関心の高い話題をお届けする機能です。 登録方法や通知を解除する方法はこちら。