
薄膜太陽電池メーカーの世界最大手、米ファースト・ソーラー(アリゾナ州)は8日、中国・内モンゴル自治区オルドス市に発電容量2ギガワット、世界最大級の太陽光発電所を建設する計画を明らかにした。2010年6月までに着工、4段階に分けて建設が進み、最終段階が完了するのは2019年になる。300万世帯の電力消費量をまかなう予定。
オルドス市の砂漠地帯にある65平方キロメートルに及ぶ広大な用地に発電所を建設。建設費などは明らかになっていないが、同様の施設を米国で建設した場合の総工費は50億ドル以上になる見通し。