極東開発工業は28日、三菱自動車の電気自動車「i-MiEV(アイ・ミーブ)」に搭載しているバッテリーシステムを使用した「電動ごみ収集車」を開発したと発表した。同システムを使用して、ごみ収集車の車両後部のごみ圧縮装置を電気で駆動させる。
圧縮装置の動力源をエンジンからバッテリーに変えることで、作業時の二酸化炭素(CO2)排出量を従来に比べて約75%削減でき、作業時はエンジンを停止することができるため、排気ガスの排出をゼロにすることが可能になる。
三菱自動車は、「i-MiEV(アイ・ミーブ)」を今年7月から販売しているが、同車搭載の部品を供与するのは今回が初めてのケースになる。