★MY『シャザム!』最速レビュー!あなたも”シャザム!”と叫びたくなる快作!

すぴ豊です。 映画『シャザム!』を一足先に観させていただきました! なんてキュート!なんてかっこいい! ネタバレ極力なしのレビューです。 今回は”シャザム”についての基礎知識と映画レビューの二本立てです。 (映画レビューを見たいという方は2Pめからです)

そもそも”シャザム”とは?

シャザムは、スーパーマンバットマンワンダーウーマン、そしてアクアマン
同様、DCコミックに所属するヒーローです。(正確に言えば”DCに移籍した”
ヒーローです。後述)
コミックでは1940年にデビューしました。なおこのヒーローが
デビューしたのはWhiz Comics #2 号で、表紙に”1940年2月”となっています
が、この号自体は1939年暮れにもう発売されていたらしく、従って
シャザムのデビューは1939年とする説もあります。
1938年にスーパーマンがコミック誌に登場し大成功!
スーパーヒーロー・コミックのブームが起こります。シャザムもこうしたムーブメント
の中に生まれました。
”胸にシンボル・マークのある、マントをつけた超人”とスーパーマンを意識した
キャラではあるのですが、
2つの大きな特徴で差別化をはかりました。
1つは、スーパーマンが宇宙人でSF的なバックボーンなのに対し、
シャザムは6人の神々・英雄の力を持つ魔法系ヒーロー。
2つ目は、少年が魔法の呪文シャザム!と唱えることで一瞬にして大人のヒーロー
になる、ということです。
ヒーロー=大人だった時代に、子どもがその正体というのは斬新でした。
ハヤタ隊員がウルトラマンに変身したとき、ウルトラマンにハヤタの人格は
(多分)残っていませんが、シャザムの中身は変身前のビリー少年の人格
のままなのです。
シャザムは人気を博しましたが、ここで問題が起こりました。
まずWhiz ComicsがDC系のコミック出版社ではなく、あまりにスーパーマンに似ていると
いうことでDC側から訴訟を起こされ、50年代ぐらいに一度姿を消すのです。
後にDCが権利を得て、DCコミックのヒーローとして再デビューします。
ところがここで新たな問題が。
もともとシャザムは”テクマクマヤコン”や”アブラカタブラ”みたいな呪文
のことで、この呪文によって”キャプテン・マーベル”というヒーローに変身。
しかしDCで再デビューする前に、マーベルが”キャプテン・マーベル”という
名のコミックをリリース(いま公開中の映画『キャプテン・マーベル』の元ネタ)
していたため、
DCは雑誌のタイトルとして”キャプテン・マーベル”は使えなくなり、
「シャザムのタイトルで、キャプテン・マーベルというヒーローが活躍する」
みたいな状況が続いたのです。
しかし、のちにヒーロー名自体もシャザムになりました。
個人的に、スーパーマンみたいなヒーローは他にもいるので、なぜ
シャザム(当時はキャプテン・マーベル)がDCに目をつくられたのかな、と
思っていたのですが
①それだけシャザムが人気だった
②今でこそ定番だが”胸にシンボル・マークのある、マントをつけた超人”
というのは、当時スーパーマンがきりひらいたデザインだった
そして昨年DC本社にお邪魔したときに、
スーパーマンとシャザムの初登場号(つまりWhiz Comics #2 号)
の現物をみたのですが、
後発のシャザムはギャングの車を投げ飛ばしており、確かにこれは
スーパーマンを意識したと言われても仕方がなかったのかも、ですね(笑)

★MY『シャザム!』最速レビュー!あなたも”シャザム!”と叫びたくなる快作!

DC本社にて PHOTO BY すぴ豊

映画『シャザム!』はワーナーだから出来た、素敵な少年冒険もの!

本作は原作コミック自体が持っていた魅力である、
「少年が魔法の呪文シャザム!と唱えることで一瞬にして大人のヒーロー
になる」を活かし、素敵なジュブナイルに仕上がっています。
それは『アクアマン』が海底王国の王子という設定を活かし、
映画自体も海底版スター・ウォーズ、マッド・マックス的なエンタテインメント
になっていたように、
『シャザム!』もヒーロー映画としての楽しさに加え、
例えば『グーニーズ』『ロスト・ボーイズ』やトム・ハンクスの『ビッグ』、ハリポタに通じる
ワクワク感があるのです。
また本作はワーナー系のニュー・ライン・シネマの作品ですが
ニューラインは『死霊館』シリーズ、『IT/イット "それ"が見えたら、終わり。』
のホラー映画を得意とするところ。
『シャザム!』も少年たちが邪悪な立ち向かうというストーリーなので
ライトな『IT/イット "それ"が見えたら、終わり。』とも言えます。
本作の監督は『アナベル 死霊人形の誕生』監督はデヴィッド・F・サンドバーグ。
『シャザム!』は怖いとこらは怖く描かれています。
DCコミックの良さと『グーニーズ』、ハリポタ、『IT/イット "それ"が見えたら、終わり。』
のワーナー(ニュー・ライン)だからこそ出来たエンタテインメントでしょう。
そしてこの映画は、優れたジュブナイルがそうであるように、ある少年の成長物語です。
ここがきちんと描かれていてハートフル。
主人公のビリーくんを含め、キーとなる周りの子どもたちも愛らしく、
そこが他のヒーロー映画にはないキュートさを加味しています。
孤独だった少年が絆を感じた時に起こる、ある奇跡!
ヒーロー映画史に残る鳥肌物の名シーンです。
先にも書いたように、シャザムのコミック自体は一時期、スーパーマンともめましたが、
本作はスーパーマンへのオマージュにもあふれています。
最後に一つだけトリビアを。
原作コミックだと、シャザムにはTawky Tawnyという虎系のキャラ
がいるのです。
これを示唆するネタがいっぱい。
だから劇中、シャザムが歌う歌にも(笑)

映画を観終わった、帰り道「シャザム!」と叫びたくなる
快作です!


2019年4月19日(金) 全国公開
配給:ワーナー・ブラザース映画
c2019 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.
公式サイト:shazam-movie.jp
■DC公式Twitter:@dc_jp /DC公式Instagram:@dc_jp

公式サイト(日本版)

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