【『シャザム!』公開記念!】 キャプテン・マーベル?いや、これが元祖映画版シャザムだ!

いよいよ4月19日(金)より日本公開が始まったDCヒーロー映画『シャザム!』。そこで今回は、日本では幻の作品である元祖シャザム映画『Adventures of Captain Marvel(キャプテン・マーベルの冒険)』についてご紹介しようと思います!
【『シャザム!』公開記念!】 キャプテン・マーベル?いや、これが元祖映画版シャザムだ!

こちらが元祖シャザムことキャプテン・マーベル

(C) 1942 Republic Entertainment, Inc.

 アメコミ・ファンならばご存知の通り、もともと実はキャプテン・マーベルという名前だったシャザム。原作コミックがアメリカのフォーセット・コミックスから出版されたのは1940年のこと。当時のマーベル・コミックスはまだタイムリー・コミックスという社名でした。しかし、そのキャラクターがスーパーマンに似ていることから、フォーセットはDCコミックスに訴えられ、売り上げも落ちたため’50年代半ばに「キャプテン・マーベル」シリーズの出版は打ち止め。その後、’72年にDCが著作権を買い取って出版を再開したのですが、既に当時はマーベル・コミックスが社名を変更していたためキャプテン・マーベルの名称は使えず、作中に出てくる魔術師の名前と変身の合言葉から取って、シャザムというスーパーヒーローに生まれ変わったわけです。

【『シャザム!』公開記念!】 キャプテン・マーベル?いや、これが元祖映画版シャザムだ!

こちらのビリーは20代の若者

(C) 1942 Republic Entertainment, Inc.

 そんなキャプテン・マーベルを最初に映画化したのが、ハリウッドの低予算映画専門スタジオのリパブリック・ピクチャーズ。『Adventures of Captain Marvel』(’41年・日本未公開)と題された作品は、実は全12エピソードで構成された連続活劇でした。ん?連続活劇ってなに?という方もいらっしゃると思うので、ここで簡単に説明しておきましょう。’50年代頃までのアメリカ映画は、サタデー・マチネーと呼ばれる興行形態が若年層やファミリー層に大人気で、長編映画本編の前にニュース映画、短編アニメ、そして連続活劇をワンパッケージで上映していたんです。

 で、連続活劇というのは1本当たり30分前後、ラストは毎回クリフハンガー形式で終わり、だいたい全12~15話くらいでストーリーが完結する。それを1話ずつ週替わりで上映するという、いわばテレビ・シリーズの原型とも呼べるジャンルだったんです。あくまでも添え物とはいえ、人気のあるシリーズはあちこちの映画館でブッキングされる。特に、サタデー・マチネーの場合、子供たちのお目当てはアニメと連続活劇、大人たちは長編映画本編という感じで、需要が大きく分かれていたようです。その連続活劇の第一人者と呼ばれたのがリパブリック・ピクチャーズ。中でも、『Adventures of Captain Marvel』は同社最大のヒット作でした。


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