デスクトップ版Chrome 71安定版が正式リリース。「不快な経験」の排除と43件の脆弱性修正

デスクトップ版Chrome 71安定版が正式リリース。「不快な経験」の排除と43件の脆弱性修正
Googleは、Mac/Windows/Linux向けのWebブラウザ「Chrome 71」の安定版を正式公開しました。今年11月から予告されていた新バージョンが、ようやくリリースされたかたちです。Chrome 71は、インターネット上にまん延する詐欺広告を排除することに重きを置いたもの。1つには、Googleが「不快な経験」と定義する挙動が含まれるWebサイトから、一切の広告が排除されて表示されます。

ここでいう「不快な経験」とは、閲覧者の意図しない挙動をする仕掛け全般です。偽のシステムダイアログや警告、「閉じる」ボタンに偽装した広告はもちろんのこと、ユーザーの操作なしに発生する自動リダイレクトなど広告に限られない挙動も含まれます。

Googleによると、こうした対策はフィッシング詐欺が個人情報を盗むために利用している「不快な経験を続けている少数のサイト」に影響を与えるとのこと。

「不快な経験」が報告されたサイトは、実際にすべての広告が排除される前に30日間の猶予期間が与えられ、その間に問題とされた広告を一掃できるようにされています。

そしてもう1つの主な新機能は、分かりづらい請求ページに対して警告を表示すること。たとえば灰色の背景に灰色の文字で課金情報を記載してわざと読みにくくしている、課金システムが理解しづらいといったサイトが対象となります。

ユーザーに知らせるべき情報が不足している請求ページを検出すると、警告を全画面で表示。こうして特定された問題のページは、Google Search Consoleなどを通じてサイト管理者に通知されます。

そのほかChrome 71にはセキュリティ対策も含まれ、計43件の脆弱性が修正されています。そのうち危険度「高」が13件です。

そして拡張機能をGoogle公式以外のWebサイトから直接インストールできる「インラインインストール」も予告どおりに完全に廃止(APIメソッドが削除)されました。有害な拡張機能をインストールさせようとする悪質サイトに対するユーザーの苦情を受けてのもので、これも「不快な経験」を排除する努力の一環と言えるでしょう。

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