アイドルグループ・Mystearのメンバーとしての活動や、モデル活動、数々の雑誌でグラビアを飾るなど、今話題沸騰中の美少女・宮崎あみさ。様々なフィールドで活躍する彼女は、今年3月より放送開始のスーパー戦隊シリーズ最新作『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』の敵幹部・脳人(ノート)の「ソノニ」役に大抜擢。
なんと今作が宮崎にとって初演技作だという。女優としての一歩を踏みしめた今の気持ち、撮影現場秘話、そして憧れの人との出会いを素直な目線で語ってくれた。(前中後編の後編)

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【写真】特撮出演で話題、透明感がすさまじい宮崎あみさ撮りおろしカット【15点】

──個人活動に専念するために、2月27日をもってMystearでの活動を一時休止すると決断されたのは、相当な覚悟だったかと思います。

宮崎 はい、アイドル活動も大好きだからこそ、中途半端な気持ちになるのはイヤで……。『ドンブラザーズ』で演技を一から勉強して、すごく大きな私に成長したいんです。

──では最後に、ソノニとして、この1年駆け抜けていく気持ちをいただこうかなと。

宮崎 『ドンブラザーズ』は、物事をいろんな方向から見られる内容になっていて。特に脳人たちは、悪役=悪い奴らと思われてしまいがちな中、自分たちの正義で生きている悪役なんですよ。脳人のみんなを見て「悪役もカッコいいな!」と思ってもらえるように、ソノニちゃんを頑張って演じるので、好きになってもらえたら嬉しいですね。

──素晴らしい一言、ありがとうございます。

宮崎 私「悪役で良かった」と思った名言を見つけたんです。「ヒーローは世界を助けるために君を犠牲にするけど、悪は君を助けるために世界を犠牲にする」……この言葉を見つけてすごい感動したんですよ! この言葉がメチャ響いて、私も敵役だけれど誰かの力になれたらいいなあ……って思っています。


──そういえば前回のインタビューで「いつか同じミャンマーハーフの齊藤飛鳥さん、森崎ウィンさんと共演するのが夢」とおっしゃっていました。そうしたら、『ドンブラザーズ』の主題歌『俺こそオンリーワン』を森崎さんが歌唱と、まさかの間接的共演を果しましたね。

宮崎 そうなんですよ!! ある日、マネージャーさんからラインで「主題歌、森崎ウィンさんだって!!」と送られてきて、「えぇっ!?」と驚いて。「主題歌:MORISAKI WIN」と名前が英語で書かれていたので、それ絶対違う人じゃない? と思っていたんですよ。

──同姓同名の別人だと。

宮崎 そうそう(笑)。そうしたら森崎さん本人だと分かって。制作発表会に森崎さんも来られると聞き、会見当日は完全に「森崎さんに会いに行く!」というミーハー心全開状態で、裏でも「絶対写真撮ってもらおう!」ってメッチャソワソワしっぱなしでした。

──アハハ! 本業を忘れるぐらいの衝撃だった。

宮崎 だってずっとお会いできるのが、楽しみだったんですよ!

──実際にお会いして、お話はちゃんとできました?

宮崎 はい! 制作会見の後、森崎さんが来られたのでマネージャーさんに背中を押してもらい、ご挨拶したんです。そうしたら森崎さんのマネージャーさんから「5年ぶりの再会ですね」と言われて。

マネージャー 前回、宮崎が一時期ミャンマー語を覚えるためにミャンマーに住んでいたという話が出ましたよね。
実はその時期に、森崎さんのマネージャーさんにスカウトされていたそうなんです。

──え!? それはすごい!

宮崎 ミャンマーでは毎年「ジャパン・ミャンマー・プエドー」という、日本の歌手とミャンマーの歌手が交流するフェスが開催されていたんです。両親が関係者だったこともあり、ゲストパスをもらって舞台裏に遊び行っていたら、その年に森崎さんがいたグループ(PRIZMAX)が来ていて、ステージをジッと見ていたんです。そのときにマネージャーさんにお声かけいただいていたんですよ。5年前の話なのに、私のことを覚えていらしてビックリ。しかも、当時の私の写真を未だに持っていらして……驚いたしすごく恥ずかしかった。その写真の私、本当に超ブスなんですよ~(笑)。

──いやいや、今も持っているのはきっと宮崎さんが記憶に残るこという証拠ですし、すごい繋がりを感じますよ。

宮崎 ウフフ。ですよね。こうして間接的にご一緒できたので、次こそは直接的にお仕事できればいいなあって。

──前回も口にすれば夢は叶うという話をしましたので、このお話も叶いますよ。


宮崎 本当に! いつか森崎さん、そして齋藤飛鳥さん3人でお仕事できるように頑張ります。

(取材・文/田口俊輔)
▽宮崎あみさ(みやざき・あみさ)
2002年10月28日生まれ、東京都出身。149センチ。A型。ミャンマーと日本のハーフ。
Twitter:@amisa_mystear
Instagram:miyazaki_aa
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