【写真】『ドンブラザーズ』出演で注目、宮崎あみさ撮りおろしカット【15点】
──宮崎さんにとって女優デビュー作となった、『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』が2月26日に最終回を迎えました。
宮崎 すごく寂しいです。私もリアルタイムで放送を観ましたが「本当に終わったんだな」と実感して、ぼろ泣きしました。演じていたソノニも、作品を通してすごく人間らしくなったと思います。最初は悪役らしくスンとして、感情がないんだなという印象でしたが、1年で感情を学んだんじゃないかなと感じました。
──現場はどんな雰囲気だったんですか?
宮崎 最初からスタッフさんもキャストのみんなも優しい現場でした。過ごしていく内に話す機会もさらに増えて、すごく仲良くなれましたね。特に「脳人」の2人(富永勇也演じるソノイとタカハシシンノスケ演じるソノザ)は、どうしたら脳人をもっとみんなに見てもらえるか、試行錯誤しながら考えていて、素敵だなと思っていました。私は恐れ多いと思ってしまって積極的に「こうしたい」と伝えることはあまりなかったのですが、3人でいるときに「私はこういう風に演じたい」と話すと、「こうしてみたらどう?」とアドバイスくれたりもして。
──現場でのキャスト陣は、ドンブラザーズと脳人サイドに分かれて過ごすことが多いのでしょうか?
宮崎 いや、回を重ねるごとにだんだんと集まるようになって、最終的には全体ですごく仲良くなりましたね。「キャストさんたちってこんなに仲良くなるんだ」とびっくりしたくらいで、次の現場がこういう感じじゃなかったらどうすればいいのか分からないです(笑)。
──宮崎さんは女優業本格化に向けてアイドルをお休みされたということですが、今回の作品が決まる前から色々な作品のオーディションに参加していたんですか?
宮崎 いや、これだけですね。演技をやりたいと少しずつレッスンをさせてもらっていたところで、このオーディションがあると教えてもらって「受けてみよう」と。ただ、ヒロインだと思って受けたんですけど、気付いたら悪役になっていました(笑)。
──そうだったんですね(笑)。
宮崎 今回の作品では女の子が2人いて、1人は高校生で、もう1人はお姉さん的な感じと聞いただけだったので、「今回はヒーロー側の女の子が2人いるんだ」と思ったんです。年齢的にも高校を卒業した翌年だったので、高校生の方を狙っていたんですけど、まさかのお姉さんの方でびっくりしました!
──1つの大きな区切りを迎えて、これからどんな作品に出てみたいと考えていますか?
宮崎 まだ制服を着られる内に学園モノに出たいです。普通の学生はもちろん、すごく悪に振り切ったいじめっ子役もやってみたいですし、いつか主演もしたいなと思っています。
(取材・文/山田健史)
▽宮崎あみさ(みやざき・あみさ)
2002年10月28日生まれ、東京都出身。149センチ。A型。ミャンマーと日本のハーフ。
Twitter:@amisa_mystear
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