【写真】「兵庫県知事選挙の出馬」を断念した元衆議院議員の宮崎謙介、ほか番組カット【3点】
番組の常連コメンテーターである宮崎は、今年に入ってから坊主にしたり、金髪にしたり、派手な服装に身を包むなど、大胆なイメチェンをして登場。しかし、9月29日(日)の放送からは突如黒髪に戻し、スーツを着用して出演。この“激変”を察知した番組MCを務めるお笑い芸人の千原ジュニアは「なんで急に媚びへつらう?(笑)」などと指摘していた。
宮崎に“立候補の考えがあったこと”を受けて、千原ジュニアは「わかりやすいなぁ(笑)」とニヤリ。また、千原ジュニアは「1ヶ月ぐらい前に、宮崎から『LINE変わりました』って連絡が来た。LINEが変わるなんて、浮気がバレたか、何か大きな動きがある時だけしかない(笑)。俺は『動き出したな』って思った」と、前兆を感じていたことを語った。
また、宮崎が“立候補の考え”と“断念”を同時に報告したことに対し、YouTubeのコメント欄には「意味不明」「何が言いたいワケ?」「そもそも断念したとかいう必要ない。ただの再生数稼ぎだよね」と辛らつな意見が相次ぎ、大きな話題に。
これに、千原ジュニアは「『出ます』と言っていないわけだから、みんな『知らんがな!』って思った。これは『カレーライス作るのをやめました』と報告することと一緒。あなたが作ろうと思ってたのなんて、知らんがな!みたいな(笑)」と猛ツッコミ。
宮崎は「出馬断念は時間不足」とし、公表理由については「僕は断念しようと思っていたが、候補者説明会に仲間が勝手に行ってしまい、そこで『テレビコメンテーター・宮崎謙介』と書いてしまった。そして、地元の記者から問い合わせがパラパラ来るようになり、下手に書かれてもいけないので釈明した。“マスコミ向け”という側面もある」と説明した。
また、番組では、特殊詐欺で逮捕された男性が、犯罪グループの実態を語った。男性はATMからお金を引き出す「出し子」の末端をしており、「友達から『仕事を手伝ってくれ』と言われて、それが詐欺だと分からなかった」と回顧。
その上で、「当日に仕事内容を説明されて、逃げないように脅された。身分証明書が向こうに渡っているから『何かあったら家行くぞ』や、『暴力団が関わっているから、その人たちが出てくるぞ』など、逃げられない状況まで追い込まれて、やるしかない状態になった」と語った。
続けて、類似点もあるという、いわゆる「闇バイト」について、「おいしい話には裏があるぞ、とどまって考えなさいと伝えたい」と呼びかけた。
2022年に投資トラブルを招いた、お笑いコンビ・TKOの木本武宏は「僕の経験上、知らない人からお金の話を持ち掛けられたら、本当に気を付けた方がいい」と言及。続けて、「新しい犯罪が報道されると、それを見て『いま世の中でこういうことが起きてるんだ』と思うけど、報道される頃には既に新しい手口の犯罪が生まれている。同じような犯罪だと気づかれないような、ソフトな切り口で近づいてくるという話を聞く」と話した。
千原ジュニアは「これだけニュースになっていて、本当の黒幕までたどり着けるのか?」と厳しい表情を浮かべた。
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