NMB48が4月5日、さいたまスーパーアリーナで「AKB48グループ春コンin さいたまスーパーアリーナ~ 思い出は全部ここに捨てていけ!~」にて単独コンサートを開催。大阪を拠点とするNMB48が、関東では最大規模なるステージに1万8000人の観客を集めた。
 オープニングでは、多数のAKB48楽曲を手掛ける井上ヨシマサがゲストで登場。井上が唯一書いたNMB48のシングル曲『カモネギックス』を、井上自身がロングバージョンにアレンジした『カモネギックス 2014 さいたまスーパーアリーナバージョン』を演奏し、メンバー全員でパフォーマンス。会場のボルテージは早くも最高潮となった。  中盤では新たに大組閣祭りでNMB48に加わったメンバーが登場。AKB48の梅田彩佳柏木由紀、藤江れいな市川美織SKE48高柳明音、HKT48の村重杏奈らが勢ぞろいし、チームN、チームM、チームBIIがそれぞれ1曲ずつパフォーマンスだ。  村重は得意の一発ギャグ”めんたいこ”をお披露目。柏木は「チームN最年長メンバーの柏木由紀です。オバちゃんと呼ばないでください!」と自虐ネタをかまし、さらにぎこちない関西弁で「NMBって、めっちゃオモロイ存在やな」とギャグを被せ、会場を笑わせた。  柏木はユニット楽曲でも、上西恵らと『ジッパー』を披露。大組閣が生んだNMB48の新たな一面をのぞかせた。いっぽうで渡辺美優紀は自身をフィーチャーした『わるきー』で、ステージ横の檻から登場。デビル風の角を付けた姿でファンを悶絶させた。
 また、楽器演奏で会場を沸かせる場面も。『初恋の行方とプレイボール』では山本彩村瀬紗英がアコースティックギターを、上西がコンガをパフォーマンスして盛り上げた。 MCには吉本芸人もゲストとして登場。バラエティ番組でも活躍する小笠原茉由と小谷里歩らが、次長課長河本準一平成ノブシコブシの徳井健太らと大喜利を行なった。また、コテコテの吉本新喜劇も披露し、会場の笑いを誘った。  アンコールでは、最新のオリコンCDシングル週間ランキングで1位に輝いた新曲『高嶺の林檎』も披露。満員の観客が最高のお祝いになった形だ。
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