東京五輪・卓球混合ダブルスで金メダルを獲得した元プロ卓球選手でタレント、投資家の水谷隼氏が6月1日、金融情報番組「マネーのまなび」(BSテレ東)に出演。損失を出し続ける自身の投資について語った。


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この日は「〝逆億り人〟の失敗から学ぶ投資術」と題して、水谷氏の投資スタイルに迫った。億り人とは、株式や投資信託などで1億円以上の利益を上げた人を指すが、水谷氏は逆に1億円以上の損失を出したといわれている。

投資を始めて9年目となる水谷氏は、過去8年間について「毎年マイナス」と説明。「ちょっと利益が出ると、利益が出たぶん、さらに投資してやられる」という悪循環に陥っていることを明かした。損失額は「トータルでは都内に一軒家は余裕で買える」規模だとか。実際の投資では、リスクが大きいFXと信用取引が全体の70%を占め、残りの30%が株式の現物取引だという。

番組内では、「水谷隼の投資スタイル」と題したインタビューVTRが放送され、そこでも水谷氏は株の値動きを気にする様子を見せていた。インタビュアーから「仕事をしているとき、(株価は)気にならない?」と聞かれると、水谷氏は「今、めっちゃ気になっています」と回答。「今、話している10分くらいで300万円負けている。だから、こんな余裕ない。買ったり売ったりしないといけない」と、切羽詰まった状況を打ち明けた。

その後、画面はスタジオに戻り、日経マネー編集長が「S&Pも日経平均もみんな上がっているときに、逆の方向にいくほうが難しい。
あえてリスクの高いものに挑んでいるメンタリティがちょっと私はびっくりした。それは理由がありますか? 現物株を普通に買えば、この相場だったら、ある程度は利益を出せるはずです」と質問した。

これに対し、水谷氏は「目標地がたぶん違うと思います、最大目標地点が。僕は株で10億円勝ちたい。そういう感覚です。そのぶん、何億円も投資するというか。何百万円だったら、難しいじゃないですか」と胸を張った。

一方で、「だから、ある程度のリスクは承知でお金を入れて、うまくいけばいいと思っていますが、それがなかなかうまくいかない」と吐露。しかし「じつはチャンスはこの8年間、ずっとあった。あと1日持っておけばとか、次の決算をまたげばとか。1日違いで億り人になっていたことが何回も何回もある」と強調した。

お笑い芸人で投資にも詳しいパックンから「何をきっかけに売った?」と聞かれると、水谷氏は「なんとなく……」と返答。
スタジオからはため息が漏れた。

さらに、「暇だったので株を1億円分買ったら1500万円負けた」「決算発表前になんとなく株を買ったら、決算発表後にストップ安となった」といった水谷氏の失敗例が紹介されると、スタジオは再び唖然とした空気に包まれた。

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