大人AKB48に芸能人ではない2児のママが選ばれたわけ

 かねてから注目を集めていた、AKB48の30歳以上のメンバー「大人AKB48」が、2児のママである専業主婦の塚本まり子さん(37)に決定した。  この「大人AKB48」プロジェクトは、AKB48が江崎グリコのアイス「パピコ」とコラボレーションし、プロ・アマ、既婚・未婚を問わず30歳以上の女性を対象に、期間限定のメンバーを募集するというもの。  選出されたメンバーは、渡辺麻友島崎遥香らとともに「パピコ」のCMに出演するほか、同商品のキャンペーン期間中(8月31日まで)、他のメンバーと同様に劇場公演やコンサート、握手会にも出演する。  期間限定ながら、今をときめくAKB48の仲間入りができるということで大きな注目を集め、5066名もの希望者が集まり、中には82歳の応募者もいたとか。  そうした中、“プロ、アマ問わず”という応募条件もあって、芸能界からも元メンバーの前田敦子のモノマネでブレークしたお笑い芸人のキンタロー。や現役メンバーの峯岸みなみのモノマネで知られる八幡カオル、かつてAKB48の第1期生オーディションを受けた経験がある落語家の春風亭ぴっかり、元モーニング娘。の市井紗耶香などが続々と参戦を表明。  芸能人にとっても、AKB48とコラボすることは大きな魅力があり、この現象は至極当然の流れともいえるが、結果的には一般人の塚本さんが「大人AKB48」に選出された。  親しい関係者にその選考理由を聞いたところ、「とくに“一般人”、“著名人”という括りに捉われることなく、あくまでフラットに審査した結果、塚本さんの“大人”でありながらも一生懸命で初々しい印象が、今回の『大人AKB48』プロジェクトのコンセプトに合致するということで選ばれたそうです」とのこと。  今回の結果を受けて、一部からは「なんで一般人が選ばれたんだ?」との声も挙がっているが、よくよく選考理由を鑑みてみると、私的意見としては合点がいく。  たしかに、芸能人を選んだ方が話題性という点でいえば効果的なのかもしれないが、それでは“AKB48らしさ”に欠ける部分もある。  今となっては国民的アイドルグループとなったAKB48だが、そもそもは女優や歌手などの夢を抱く少女たちが努力や苦労を重ねて、夢に向かって飛躍していくための“芸能界の予備校”というコンセプトを持つ。  そういう意味では、芸能人よりも一般人の2児の主婦の方が“大人AKB48”のメンバーとしてはふさわしいのかもしれない。  また、ファンの間で賛否両論あるのも、もいかにも「AKB48」らしい。  2児のママにして「AKB48」のメンバーとなった塚本さんが、この4ヵ月半でどんなアイドル人生を歩むのか注目していきたい。 (芸能評論家・三杉武)

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