10周年を迎えるNMB48が放つ23rdシングル『だってだってだって』。貞野遥香&新澤菜央&原かれん&横野すみれの6期生4人が新たに選抜入りを果たした。
それぞれに特技を持ち、個性あふれる新星たちが、現在の心境やグループへの思いを語る。(2回連載の第1回)

【写真】貞野遥香&新澤菜央&原かれん&横野すみれのソロカットほか

──初選抜おめでとうございます!

4人 ありがとうございます!!

貞野 本当に夢のようです。1年前の今頃は何も結果を残せず、去年の17歳の生誕祭では「選抜入りを目指します!」と自信がなくて言えなくて。連絡が来たときは号泣しながら、お母さんと抱き合って喜びました。

──同じく選抜入りした南羽諒さんから祝福の連絡が来たそうですね。

貞野 羽諒ちゃんからの連絡で「ウソやないんや」って、実感が湧きました。
しかも私以上に泣いて喜んでくれて、逆に冷静になって「何で泣いてるん?」と慰めていました(笑)。

横野 ずっと選抜入りは目標でしたが、今年1月の選抜コンサートのメンバーに選んでいただいて、選抜のみなさんのレベルの高さを体感したことで、絶対に選抜入りをしたい! という強い想いに変わりました。そのタイミングで選んでいただいたので、期待に応えられるようになりたい。私は、自主練中にマネージャーさんから選抜入りを聞かされて。そこで選抜入りのメールを見たら6期がメッチャ入っている! とうれしくなって、原かれんに電話して喜びを分ち合いました(笑)。

原 フルネームで呼ばれた~(笑)。
私もびっくりしました。メールが届いたので後でゆっくり見よ~と思っていたタイミングで、すーちゃんから連絡が来て。全く状況が読めてないし「6期、いっぱいおるな!!」って興奮気味に言われたんですけど、私何も見てないから、待って~って思いました(笑)。

──選抜入りを知ってどうでした?

原 ホンマうれしかったです! あんたん(井尻晏菜)さんからも「おめでとう!」って連絡をいただいて。あんたんさんからは、公演の度に「ここが違う!」と厳しくご指導をいただいていたんですよ。だから余計にうれしかったです!

新澤 私は前作のときに選抜に入ることができず悔しい思いをしたので、次こそは入る! と自分にプレッシャーを与えて活動してきました。
連絡
が来たときは安心したのと、ホンマに入ったんやという驚きと、いろいろありすぎて画面を見たまま静止しちゃいました(笑)。

──新澤さんが昨年9月に昇格、お3方は今年1月に昇格したばかりという状態ですから、うれしさより先に驚きが先にくるのは当然かと。

原 私たち以上にファンの方の気持ちがついてきてなくて、「本当に!?」みたいな反応が多くて。ファンの方も腰を抜かしたと思いますよ(笑)。

──驚きもありつつ、今回選抜されたのはみなさんそれぞれが得意な分野を伸ばし続けた結果の当然の賜物だと思いますよ。

貞野 かれんたんはSHOWROOMイベント、すごく頑張ってるよね。
努力家やし。

原 私は公演デビューが遅れたし、SHOWROOMも結果が出なくて自信が失われていってしまって、選抜は今の自分には届かない場所やと思っていたんですよ。けど、練習することだけは絶対にやめないと誓っていたんです。そこを見てもらえたんかな? と思っています。しんしんは、何で選ばれたんやと思う?

新澤 えぇっ!? ……何でやろ?

──新澤さんはTwitterの「♯毎日彼女」がすごい反響ですね。

新澤 そういう分かりやすいキャラがあったおかげ……なのかな? 毎日やっているのも、努力というよりは、ただただ楽しいだけなんです。


原 あれ、メッチャ可愛い! しんしんはお顔が赤ちゃんやもん。

──貞野さんは大阪の名所で特技のバレエダンスを披露する「アン・ドゥ・トロワ」動画が非常に好評です。

貞野 本当にびっくりするぐらい反響があって、貞野遥香=バレエの子というキャラクターが確立できたのはすごく大きかったですね。

原 すーちゃんはグラビアやろ!

横野 そう、かもね(苦笑)。確かにこの1年でグラビアを通じて、「48グループのことを知らなかったけど握手会に来たよ」という方がすごく増えて。NMB48を知らない方が私を通じてグループも好きになってくれるのがすごくうれしいです。
そうした方々の応援があったから、大きな場所に立てたんだと思っています。

▽NMB48 23rdシングル『だってだってだって』
5月13日に予定されていたCDパッケージ版のリリースは、新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から延期されているが、表題曲『だってだってだって』のみ各音楽配信サービスで配信中。
NMB48公式YouTubeチャンネルにて、『だってだってだって #stay home ver.』を公開中。