「15分以内にニュース削除」中国撤退前、すでに当局検閲を受け入れ=グーグル元社員が暴露

「15分以内にニュース削除」中国撤退前、すでに当局検閲を受け入れ=グーグル元社員が暴露
中国上海で2018年9月、国際AI会議が開かれ、検索大手グーグルのロゴが掲げられた(JOHANNES EISELE/AFP/Getty Images)

IT大手グーグル(Google)は、2010年に中国から撤退する前、中国政府の検閲をすでに受け入れていた。元従業員が最近、自身のSNSや米政府系ボイス・オブ・アメリカ(VOA)の取材で明らかにした。



VOAによると、ヴィジャイ・ボヤパティ(Vijay Boyapati)さんは、2001年から2007年までソフトウエアエンジニアとしてグーグルに勤め、世界中の新聞や雑誌記事を表示する「グーグル・ニュース」の開発に携わっていた。



ボヤパティさんは10月15日、SNSのTwitterで中国に再参入の意欲を見せるグーグルが、以前より強くなった中国政府のネット検閲を受け入れる姿勢であるとし、「経営陣に道徳指針がないようだ」と強い懸念を示した。



ボヤパティさんは、当時の中国政府による情報統制の厳しさについてVOAに語った。「中国政府は、(グーグルニュースで)中国が発信源ではないニュースを掲載しないよう求めた。また、不都合な内容を15分以内に削除するよう要求してきた。私たちはいずれも従った」「つまり、中国にいるジャーナリストが反政府の記事を書いたら、すぐさま消される」



また、中国政府はグーグルニュースのトップページにあった「国際ニュース」「全国ニュース」「トップニュース」を削除するよう要求し、同社はこれらをすべて受け入れたという。



グーグルは2010年、検閲やサイバー攻撃を理由に、中国語版検索エンジン「Google.cn」の運用を停止し、実質上中国から撤退した。

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