人民日報、NZ元首相の署名記事を掲載 本人否定も「国益を損なった」との批判

人民日報、NZ元首相の署名記事を掲載 本人否定も「国益を損なった」との批判
中国共産党機関紙・人民日報はこのほど、ニュージーランド元首相のジェニー・シップリー氏が署名した評論記事を掲載した。しかし、シップリー氏は寄稿を否定した(Photo by Phil Walter/Getty Images)
       

中国共産党機関紙・人民日報英語電子版は18日、ニュージーランド元首相のジェニー・シップリー(Jenny Shipley)氏が署名した評論記事を掲載した。記事は、中国当局が主導する巨大経済圏構想「一帯一路」を絶賛する内容で、「私たちは中国に学べ、中国に耳を傾ける必要がある」と題された。しかし、シップリー氏は寄稿を否定した。



人民日報は18日、「オピニオン」の欄に同氏の署名記事を掲載した。記事は、中国当局の一帯一路政策を「これまで聞いたことのない最も素晴らしいアイディアの1つだ」と称賛した。



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人民日報英語電子版2月18日付(スクリーンショット)

文末に「本文は2018年12月人民日報記者の取材に基づいている」との文言が書かれている。



AFP通信社の報道によれば、当初「本文作者はニュージーランド元首相」となっていたが、20日に削除された。



ウインストン・ピータース副首相兼外務大臣は19日、同記事について強く批判した。副首相は議会で、シップリー氏がニュージーランドの国家利益を損なったと非難した。



地元紙ニュージーランド・ヘラルド(19日付)によると、シップリー氏は、2018年12月人民日報の取材を受けた後、同紙に関わったことがないと説明した。シップリー氏は、ニュージーランドと中国の外交関係が冷え込んだ今、昨年12月に受けた取材が第一人称の形で記事化され、称賛記事になるとは思いも寄らなかったと弁明した。



いっぽう、シップリー氏は親中派として知られている。1997~1999年までニュージーランドの36代首相を務めた。同国初の女性首相である。2002年に政界引退後、ビジネス界に転身した。同氏のリンクトイン(LinkedIn)プロフィールでは、現在中国建設銀行ニュージーランド支店の会長であると紹介されている。ほかにも中国と貿易関係のある会社の取締役を務めている。


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