中国証券当局の前トップ・劉士余氏、腐敗疑惑で「自首」

中国証券当局の前トップ・劉士余氏、腐敗疑惑で「自首」
中国当局は19日、中国証券監督管理委員会(証監会)前主席である劉士余氏について、「規律違反および違法行為」の疑いで調査を受けていると発表した(大紀元資料室)

中国共産党中央規律検査委員会は19日、同ウェブサイト上で、中国証券監督管理委員会(証監会)の前主席である劉士余氏について、「規律違反および違法行為」の疑いがあるとして、調査を受けていることを発表した。また、劉氏は「自首した後、調査に協力している」とした。



劉士余氏は今年1月までの3年間、中国証券当局、証券監督管理委員会のトップを務めた。それまで中国人民銀行(中央銀行)の副総裁、中国農業銀行の党委員会書記などを歴任した。今年1月、劉氏は突如、中華全国供銷合作(購買販売協同組合)総社の党組副書記と理事会主任に降任された。同氏の拘束は、中国国内金融業界に大きな衝撃を与えた。



汚職の疑い



中国政府系メディア「北京青年報」は、党中央規律検査委員会の劉士余氏についての発表に、4つの「異例な文言」があると指摘した。



1つ目は、「調査に協力している」ことだ。これまでの高官の摘発を公表する際、声明は「調査を受けている」とした。2つ目は、「自首」という言葉だ。劉士余氏は、5月9日に失脚した雲南省元トップの秦光栄氏に続き、「自首した」2人目の高官。3つ目は、声明では劉士余氏のことを依然として「同志」と呼んでいること。最後に、劉氏について、声明は「規律違反および違法行為の疑い」としたことだ。これまでは「重大な」という修飾語がつくことが多かった。



中国国内セルフメディア「叩叩財訊」は20日、評論記事を掲載し、劉氏の失脚に関して、南京銀行の資産運用部門責任者、戴娟氏などの金融不正や汚職と関係するとの見方を示した。「戴娟氏らは南京市の党規律検査委員会の取り調べに対して、規律違反および違法行為を認め、劉士余氏の関与に関する重要な情報を提供した」


あわせて読みたい

大紀元時報の記事をもっと見る 2019年5月22日の中国記事
この記事にコメントする

\ みんなに教えてあげよう! /

新着トピックス

中国ニュースアクセスランキング

中国ランキングをもっと見る

コメントランキング

コメントランキングをもっと見る

海外の人気のキーワード一覧

新着キーワード一覧

このカテゴリーについて

中国の政治、経済、外交、事件などをお届け中。