中国貴州省の「国家級の貧困県」、借金で「ミニ紫禁城」を建設

中国貴州省の「国家級の貧困県」、借金で「ミニ紫禁城」を建設
中国貴州省独山県政府は、「国家レベルの貧しい県」と認定されているにもかかわらず、巨額な借金で「紫禁城」の模倣建築を作った(新唐人テレビよりスクリーンショット)
       

中国ではこのほど、貴州省独山県政府が総額22億元(約344億)を借金し、北京の故宮(紫禁城)を模倣した建築物を建設したことで話題になっている。同県は中国当局に「貧困県」と指定されているため、ネット上では同県幹部らは建設プロジェクトを通して利益を貪った可能性を指摘した。



メディアによると、「独山版紫禁城」には数十棟の擬古的な建物がある。同県政府が4年前の2015年末ごろから、観光収入の拡大を目的に建て始めた。しかし、貴州省は中国国内でも有数の貧困地域で、独山県は「国家レベルの貧困県」である。公開統計によると、2017年、同県の財政収入総額はわずか9億4635万元(約148億円)にとどまった。「つまり全県の住民が2年間以上、飲まず食わずで、やっと借金を返済できるという計算だ」。



中国のインターネット上では、「地方政府の幹部と開発業者は、きっと公金を横領して私腹を肥やしただろう。巨額の予算を着服したのでは」「このプロジェクトで、どれほどの人間の私腹が肥やされたのか?」「誰が許可したのか?誰が出資したのか?受益者は誰だ?」などと独山県政府に対する批判の声が上がり、腐敗行為があったとの見方が広がった。



同県は2016年にも、巨額な借金をして、高さ99.9メートル、24階建ての大型木造建築物、「第一水司楼」を建設し始めた。同建物は、地元の少数民族、シュイ族の建築の特徴を取り入れているため、チベット自治区・ラサ市にある「ポタラ宮」を彷彿とさせる。


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2019年12月17日の中国記事

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