武漢市、臨時医療施設3カ所を設置 患者「まるで強制収容所」

武漢市、臨時医療施設3カ所を設置 患者「まるで強制収容所」
中国武漢市政府は5日、新型肺炎の軽症患者を受け入れる臨時医療施設3カ所を設置した(STR/AFP via Getty Images)

「命を助ける箱舟か、死を待つ強制収容所か」中国湖北省武漢市政府が2月5日に開設した新型肺炎の軽症患者を受け入れる臨時医療施設に、不満の声が噴出した。患者によると、施設には医師や看護師が駐在しておらず、薬もないという。



武漢市は、市内にある洪山体育館、武漢客庁(文化総合施設)、武漢国際会展中心(エキシビション・コンベンションセンター)の3カ所に仮設ベッド、合計4400床を設置した。



同市江漢区に住む羅さんは6日、新型コロナウイルスの感染症状が現れたため、地元の病院によって武漢国際会展中心に送られた。しかし、「この臨時施設に入って12時間経っても、医師からの問診がなく、薬も処方されなかった」と話した。



羅さんによると、国際会展中心の内部は数エリアに分けられている。羅さんに割り当てられたエリアに28人の軽症患者がいる。全員が男性で、「若者が多い」。患者の家族の付き添いが可能だという。



「ただ、国際会展中心にいる患者が利用できるトイレは1カ所だけだ。ここで交差感染が起きるのではないかと非常に心配だ」



また、ネットユーザー「换个名字怎么这么难」は、SNSの微博に投稿し、武漢国際会展中心での医療環境が「とても悪い」と明かした。投稿によると、同氏の叔母が新型コロナウイルスへの感染を確認された後、武漢国際会展中心に送られた。「停電で電気毛布が使えなくて、夜寝る時に震えが止まらなかった」「医師らが注射を行うこともない」と話した。


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