中国のコロナウイルス、世界の海運業に大打撃 パルチック海運指数が83%下落

中国のコロナウイルス、世界の海運業に大打撃 パルチック海運指数が83%下落
2019年5月14日、カリフォルニア州ロングビーチのロサンゼルス港でコンテナは荷下ろしされている(Mark Ralston/AFP via Getty Images)

鉄鉱石や石炭、穀物などを運ぶばら積み船市況の総合的な値動きを表すバルチック海運指数は、2月11日に411ポイントと9月初めから83%以上下落した。



海運業界の指標だけでなく、世界経済の先行指標でもあるバルチック海運指数は、米国と中国が貿易戦争を終結させ、国際貿易が拡大を続けるとの楽観論が高まり、2019年9月4日に2518ポイントという9年間での最高値を記録した。しかし、貿易休戦の遅れとコロナウイルスの大流行が組み合わさり、グローバル化したサプライチェーンは壊滅的な打撃を受ける寸前にある。



世界のコンテナ輸送量の約1/3は、中国の港を経由している。

中国運輸省は2019年に、米中貿易戦争にもかかわらず、7月までの主要49港のコンテナ輸送量は1億3270万TEU(20フィートのコンテナ)で、2018年の最初の7カ月と比較して4.5%増加したと報告した。当時、コンテナ船の顧客は、米中貿易摩擦の緩和で需要が急増し、コンテナの入札競争を引き起こすことを恐れて、価格を吊り上げていた。

しかし、中国が工業生産を大幅に削減したことで、商品需要が減少し、製油所の操業も抑制されたため、コロナウイルスの発生は海運業界全体に打撃を与えた。

米投資調査会社のエバーコアISI(Evercore ISI)のアナリスト、ジョン・チャペル氏によると、「このウイルスの不確実性によって中国政府は前例のない措置に踏み切り、海運業の運賃が急激に低下した」とし、「中国はほぼすべての主要商品の購入国であり、鉄鉱石、原油・液化天然ガス(LNG)の市場に多大な影響を与えている」と語った。


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