中国、吉林省・黒龍江省でイナゴ発生 食糧危機の恐れ

中国、吉林省・黒龍江省でイナゴ発生 食糧危機の恐れ
吉林市政府の微博ユーザーアカウント「吉林市発布」は6月5日、イナゴの群れが発生したと写真を投稿した(スクリーンショット)

中共ウイルス(新型コロナウイルス)の感染者が増えている中国東北部では、6月に入ってから、イナゴの大群が発生し、農作物の被害が広がっていることが明らかになった。東北部は中国の主要食糧生産地である。中共ウイルスによるパンデミックで食糧の輸入が激減し、また、中国各地では異常気象が起きており、今後国内で食糧不足が発生する可能性が高いとみられる。



黒龍江省林草局が、6月1日に各関係部門に送った通知において、同省ハルビン市周辺の5つの区、県(市)で深刻な蝗害(こうがい)が発生し、面積2万4631畝(約244万2744平方メートル)の農作物が被害を受けたと明らかにした。同省のジャムス市と樺川県でも蝗害が見つかったという。



また、吉林省吉林市農業農村局も6月5日、各部門にイナゴなどの害虫調査実施や被害防止強化を要求した。同局の通達によると、4日までに吉林市管轄下の蛟河市、樺甸市、永吉県、竜潭区などの荒れ地や林を含む13.4ヘクタールに及ぶ場所でイナゴの群れが観測された。イナゴの密度は、1平方メートルあたり10~20匹だが、場合によって1平方メートルあたり50匹もいる。現在、イナゴの状態はまだ幼虫だという。



吉林市政府は同日、農業農村局の通知を中国版ツイッター、微博に投稿した。これに対して、微博のユーザーは「疫病が収束していないうえ、4月に雪が降った。しかも、豪雪が東北部を直撃し、気温が15度以上も急降下した。地震、蝗害、干ばつと災いが続いている。次は何が起きるのだろうか」と不安を示した。


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2020年6月12日の中国記事

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