
安全保障専門家によれば、中国が南シナ海の海底に監視システムを構築しているという。海中にセンサー・ネットワークを広げ、米軍など他国の動きを監視している可能性があると指摘する。
中国による海中の監視装置について、公開情報を分析する組織オリオン・インスティチュートはこのほど、米誌「フォーブス」に寄稿した。それによると、多くの装置は中国海域にあるが、いくつかは国際海域に設置されている。中国は表向き、民生利用としているが、このシステムは軍事目的の利用も可能になるよう設計されている。オリオンは、中国軍による利用の可能性が高いとした。
中国共産党は、民間の技術力を活用して国防力を強化する「軍民融合」を推進している。
米シンクタンクの戦略国際問題研究所(CSIS)傘下のアジア海事透明性イニシアティブ(AMTI)によると、この海中監視システムは「ブルーオーシャン・インフォメーション・ネットワーク」と呼ばれるものの一部だ。関連情報は2019年のランカウイ国際海上・航空宇宙展で公開された。
オリオンによれば、この無人装置には、大型のレーダードームをはじめ、さまざまな通信装置やセンサーが搭載されている。光電子・赤外線センサー、高周波無線、携帯電話電波の受信機が含まれる。
水中万里の長城
「水中万里の長城」と呼ばれる海底に敷設された監視システムは、インド太平洋地域で水中、陸上、航空機などすべての活動を監視するシステム。中国船舶集団が開発した。
最近はいつ軍事衝突始まんのかなって事に興味の大部分がある。中共に平和なんて頭にないのにいつまで後手に回んのかなって思っとる