女性はキャリアを築きにくい? 管理職の実態

女性はキャリアを築きにくい? 管理職の実態
昨今、日本でも管理職に就く女性が増えています。ただ、諸外国と比べるとその割合はまだまだ少ないようです。今回は女性が管理職として輝くための方法について、キャリアカウンセラーの木村俊夫さんに教えてもらいました。

■女性管理職の実態

まずは、女性の管理職の実態や「管理職になりたくない」と思う女性たちの本音について見ていきましょう。

◇女性管理職の実態って?

☆女性管理職の割合

平成29年7月に厚生労働省から発表された平成28年度雇用均等基本調査によると、女性管理職の割合は、課長相当職以上(役員含)では12.1%、係長相当職以上(役員含)では12.9%、部長相当職では6.5%、課長相当職では8.9%、係長相当職では14.7%という結果です。女性管理職の割合は6%~15%の間で推移していて、その比率は高いとは言えません。ひとつの要因は「M字カーブ」と呼ばれるもの。日本ではいまだに女性は結婚を機に一度仕事を離れ、育児をする流れがあります。管理職として出世するコースに進むのであれば、30代後半から30代前半にかけての打診が多く、仕事か家庭かを選ばざるをえないような状況に陥っており、女性管理職が少ない原因の一部になっていると考えられます。

☆女性たちはキャリアを築きにくい?

上記に加えて、育休明けに復帰し時短勤務などで働いたとしても、キャリアを築きにくいのではないかと感じます。たとえば子どもが熱を出したら休まなければならない、参観日などのイベントも大切にしたい、ほかにもママ友や実家との関係、近所の目など、いろいろな関係があります。その中で女性たちは疲れてしまい、管理職どころではないという実態もあるのではないでしょうか。本来なら自分のキャリアプランに合わせ、時短勤務でも管理職をしているといった状態が望ましいのかもしれません。しかし、実際は管理職を含めて女性たちが自分のキャリアを積み上げて活躍できていないのが現状です。

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