高度にインターネットが発達した現代では、知りたい情報をすぐに検索して調べることができる。一方で、本を読むことで得られる想像力やインスピレーションも重要だ。
"本でしか得られない情報"もあるだろう。そこで本連載では、経営者たちが愛読する書籍を紹介するとともに、その選書の背景やビジネスへの影響を探る。

第11回に登場いただくのは、楽楽精算や楽楽請求をはじめとする楽楽クラウドシリーズを手掛けるラクスの代表取締役社長を務める中村崇則氏。同氏は駄犬氏のライトノベル『誰が勇者を殺したか』(角川スニーカー文庫)を選んだ。

小説投稿サイト「小説家になろう」で連載されていた同作は、角川スニーカー文庫より書籍化されている。剣や魔法で魔物と戦う中世ヨーロッパ風の王道ファンタジーな世界観を舞台とし、魔王討伐後の世界を描く。

話の軸となるのは、魔王討伐を志す旅で帰らぬ人となった勇者の真相に迫る物語だ。なぜ勇者は死んだのか、そして誰が勇者を殺したのか。かつて勇者の仲間として旅をした騎士、僧侶、賢者を含め、登場人物のさまざまな思惑が入り混じる群像劇としてストーリーが進む。

かつての仲間に対するインタビュー形式と、各登場人物の視点で語られるミステリーな物語の展開も非常にユニークだ。なお、本稿では物語の重要な内容について触れているので、ネタバレが気になる方はぜひ同作を読んでから中村氏の感想に戻っていただきたい。

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