「健康のために運動しなきゃ」と思う一方で、ジム通いや激しい運動が負担になっている人も多いのではないでしょうか。和田秀樹氏は、65歳以降に必要なのは“頑張る運動”ではなく、「毎日少し外を歩くこと」だと語ります。
著書『65歳からは戦略的ちょいデブ 心が軽くなる「脱・やせ信仰」のススメ』(青春出版社)から、一部を抜粋して紹介します。
○食後の散歩が肥満を防ぐ

私たちが目指す「動けるちょいデブ」には運動が必要です。とはいえ、頑張ってスポーツジムに通う必要はありません。

むしろ、激しい運動は体内で活性酸素を大量に発生させるため、体が酸化して老化を早めたり、がんや動脈硬化の原因になったりします。
健康のために始めた運動で寿命を縮めては本末転倒です。

65歳からの正解は、シンプルに「一日30分程度、外を歩く」。これだけで十分です。一度にまとめて歩かなくても、10分ずつを朝昼晩の3回に分けてもかまいません。
「毎日〇歩は歩かなきゃ」などと数字にこだわる必要もありません。

家でじっとしていないで、用事をつくって外に出る。それによって食べた分はしっかり筋肉とエネルギーに変わり、不健康な肥満になることはありません。

○『65歳からは戦略的ちょいデブ 心が軽くなる「脱・やせ信仰」のススメ』(和田秀樹/青春出版社)

65歳からは「ちょい太め」が一番長生き、そして幸せ!健康診断の「メタボ判定」に一喜一憂し、好きな食べ物を我慢してまで体重を抑えていませんか? ある程度年齢を重ねてから、真に恐れるべきは「肥満」ではなく「やせ(低栄養)」なのです。
本書はシニア世代に向けて、「戦略的に小太り(ちょいデブ)を目指す」という新しい健康常識を提案します。「BMI25~30が最も長生き」「小太りは免疫力が高い」「肉こそが長寿の特効薬」など、医学的データに基づいた手法の数々を提案していきます。読めば心がフッと軽くなり、気持ちも明るくなって、それが免疫力を高めることにもつながります。人生の後半戦を笑って過ごすための「読む処方箋」です。
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