Tシャツやデニムなど、ずっと着てきた定番服なのに、「若い頃と同じように着ると、なんだか野暮ったい」「ラクな格好のつもりが、ご近所着っぽく見える」と感じることはありませんか?40代からのカジュアルで意識したいのは、頑張って着飾ることではなく、ラフなコーデにほんの少し“きれい”を足すこと。今回はいつもの服を自然に垢抜けて見せる“3つの着こなしルール”を紹介します。
白T×デニムは「ツヤ」と“もう1枚”でご近所感を回避
定番中の定番「白Tシャツ×デニム」は、シンプルだからこそシルエットや小物選びで印象に差が出ます。
Tシャツは、薄すぎず体のラインを拾いすぎない生地感を。デニムも細身すぎるものではなく、ストレートや適度にゆとりのあるシルエットを選ぶと、今っぽいバランスに近づきます。さらに、ジュエリーやレザーバッグなど、ほのかにツヤのあるアイテムを加えると大人っぽさがアップ。チェックシャツを腰に巻くなど、もう1枚をラフに重ねれば、白T×デニムだけの単調さも避けられます。
オーバーサイズシャツは「落ち感ボトム」で縦ラインを作る
体型を自然にカバーしやすいオーバーサイズシャツも、ボトムまでボリュームを出しすぎると全身が重く見えることがあります。
そこで合わせたいのが、落ち感のあるサテンパンツ。縦に流れるシルエットがシャツのボリュームを受け止めつつ、ほのかな光沢がカジュアルな着こなしに品を足してくれます。襟元を少し開けたり、袖を軽くまくったりして肌をのぞかせるのもポイント。すべてをきっちり整えず、適度に抜けを残すことで、大人らしいリラクシーな雰囲気に仕上げましょう。
グラフィックTは「きれいめボトム」で大人仕様に
1枚で存在感が出るグラフィックTシャツは、大人が着るならカジュアルなアイテムだけでまとめず、あえてきれいめな服をぶつけるのがコツです。
Tシャツは、鮮やかすぎるものよりモノトーンやかすれ加工など、少し落ち着いたデザインを選ぶと取り入れやすいはず。タック入りスラックスを合わせ、足元をポインテッドトウのパンプスで引き締めれば、ラフさと女っぽさのバランスも自然です。肌寒くなってきたらジャケットを羽織り、インナーとしてグラフィックをのぞかせる着こなしもおすすめですよ。
40代からのカジュアルは、全部をきれいめに変える必要はありません。ラフな服にツヤ、縦ライン、きれいめ要素をひとつ足す。それだけで手持ちの定番服を“今っぽいカジュアル”へ更新できます。頑張っているように見せず、どこか素敵。そんな着こなしを楽しんでみてくださいね。<text&photo:Hiromi Anzai>
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