【日本人が知らないニッポン】「武士の都」鎌倉の栄光と挫折

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鎌倉時代。もしかしたら日本史にとって、これほど奇妙な時はなかったのかもしれません。

京都の公家政治からの独立を目指した武士が、鎌倉を本拠に念願を達成した時代。ですがそれは、ひとつの致命的な欠陥の上に辛うじて成り立っていました。

脆弱な土台の上に立っていた念願。それこそが鎌倉時代の姿だったのです。

・公家と同化した平清盛

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日本史上初めて武家政権を達成したのは、平清盛でした。

NHK大河ドラマでは、松山ケンイチさん主演の作品が評判を呼びました。もっとも放映当時は「人物関係が分かりづらい」と言われていて、視聴率も決して高くはなかったようです。ところがこの『平清盛』は今になって「松山さんの演技がすごい」「加藤浩次さんがカッコイイ」と話題になっています。CS放送をきっかけに再評価がされているという、大河ドラマの中でも極めて珍しい作品です。

さて、ここで注目すべきは松山さん演じる清盛の晩年期。頂点に君臨してからの清盛は徐々に強権的な政治家になっていき、やがて自分に逆らう者は容赦なく抹殺する人物になっていきます。

そして気づけば、清盛と平家はその他の武士を敵に回してしまいました。

つまり清盛のやったことは「自分が公家と同化すること」であり、「武士のための政権を作ること」ではなかったのです。

・「重厚」な鎌倉文化

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それに反旗を翻し、最終的に勝利した源頼朝は鎌倉を本拠地に定めました。

武士にとって、頼朝の家系とその後継一族である北条氏は「最大の理解者」です。決して公家と同化することなく、関東という土地で武士のための政治を実施してくれる存在。彼らには「朝廷から邪険にされていた」という思いがあります。だからこそ、鎌倉幕府最大の危機である承久の乱を乗り切ることができました。

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