三重県・四日市の沿岸に広がる工場地帯は、工場鑑賞愛好家の“聖地”として知られる、ダイナミックな夜景が楽しめるスポットです。ここでしか見られない夜景の特徴やポイントをご紹介します。

昭和から日本経済を牽引してきた四日市の工場地帯

三重県北部の中心都市・四日市は、50年以上も続く中京工業地帯の代表的な工業都市です。昭和30年代に海軍燃料基地跡に日本で最初に形成された「石油化学コンビナート」を施して以来、産業の街として日本経済の柱となりました。過去には公害問題が発生してしまったこともありましたが、現在は大きく改善されています。

「3D夜景」と呼ばれる工場夜景

工場夜景の聖地・四日市 人気の"3D夜景"を楽しむポイントとは?

四日市の工場地帯は、第1~第3コンビナートの3つのエリアに分かれています。さまざまな角度から楽しめる工場地帯の夜景は“3D夜景”と呼ばれ、多くの人々が訪れる)観光スポットとなっています。

展望スポットやナイトクルーズも!

地上100mの展望展示室「うみてらす14」から眺める工場夜景は、まるで光輝く絨毯のよう。「船舶クルーズ」も定期的に行われており、海上からは水面に映る夜景が楽しめます。陸上にもゆっくり鑑賞できるスポットが多数あるので、お気に入りの夜景スポットを見つけてみてくださいね。

四日市工場夜景のココが凄い!

工場夜景の聖地・四日市 人気の"3D夜景"を楽しむポイントとは?

四日市の工場夜景は、近年の「工場萌え」ブームによって増えてきている“工場鑑賞愛好家”から、一度は訪れてみたい「聖地」と位置づけられています。

ダイナミックな工場夜景のポイント

工場を鑑賞するときに遮るものが少ないため、奥行きのある夜景を広範囲にわたって見ることができます。巨大な建造物が多く、ほどよい距離感でプラントが集積しているため、光が強く感じらるのもポイント。さらに河川を挟んで工場があるので、水面に反射する夜景も堪能できます。

鑑賞時の注意点

コンビナート敷地内・駐車場も含めて、「立入禁止区域」には絶対に立ち入らないようにしましょう。また、近くで撮影したいからといって、フェンスを超えたりするのは厳禁です。違反駐車や喫煙、ごみの放置や騒音などがないようにマナーを守りましょう。

“工場鑑賞愛好家”をはじめ、家族やカップルなど、多くの人々が四日市の工場夜景をひとめ見ようと遠方から足を運んでいます。鑑賞するときはマナーを守って楽しんでくださいね。

四日市の工場夜景を楽しもう!

工場夜景の聖地・四日市 人気の"3D夜景"を楽しむポイントとは?

200mの運河に映る夜景を目の前で鑑賞できる「四日市ドーム前」や、小高い丘の上からパノラミックな工場夜景を眺められる「垂坂公園」など、工場地帯周辺にはベストショットを狙えるスポットがいくつも点在しています。ぜひ大切な人を誘って、訪れてみてはいかがでしょうか。

画像提供:四日市観光協会

スポット情報

  • スポット名:四日市観光協会
  • 住所:三重県四日市市安島1-1-56 四日市物産観光ホール内
  • 電話番号:059-357-0381