ファッションアイテムの1つである帽子。収納するにはかさばったり、しまい方によっては型崩れしてしまったりと、何かと悩みが多いアイテムですよね。
「吊るす収納」が手っ取り早い
帽子をしまうときに、一番簡単でしかも身近な材料で完成する収納と言えるのが「吊るす収納」です。身に着けるときはフックなどから取り外し、使用し終わったらまた同じところにかけるだけ。ここではバラエティーに富んだ「吊るす収納」を集めてみました。
■絵になる吊り下げ収納
とってもスタイリッシュなこちらの帽子収納。まるでセレクトショップのようなおしゃれさがありますね!アイテムは無印良品の「壁に付けられる家具・長押」と「横ブレしにくいフック」を使用。お出かけするときも簡単な動作だけで完了する、その手軽さがうれしいです。
■ピクチャーレールを活用する
tomoyuzupiさんは玄関のピクチャーレールに流木を吊るして、帽子をかけられる場所を確保しました。ピクチャーレールを、収納アイテムとして活用するのはグッドアイディアですね。そして流木やエアプランツで自然を感じられるのも魅力的。お家に帰ると、こちらのスペースでホッと心が暖まりそうです。
■クローゼットのポールにかけて
こちらのお部屋では、まるでお洋服をハンガーにかけるように、帽子もクローゼットのポールにかけています。帽子もお洋服の一部であることを再確認させられるような、ハッとする収納術ですね。これならお洋服と帽子のコーディネートを考えやすそうです。
■ウォールステッカーで帽子の木に
h-1o0さんは木のウォールステッカーの枝部分にフックを取り付け、まるで実がなっているようなデザイン壁を作りました。帽子の実がなっている、その遊び心が心躍りますね。どこに何の帽子があるのかも一目で分かるので、便利だとのこと。お部屋のアートになって実用性もある、とても素敵な発想です。
置き型収納で型崩れを防ぐ
帽子を「置いて収納」する方法もあります。上にどんどん積み重ねていけますし、何より型崩れしにくいという利点がうれしいですね。吊るす収納とはまた違って、フックやポールなどの道具が必要ないという面もあります。棚の上などの、置くスペースが確保されている場合に取り入れやすい方法と言えるかもしれませんね。
■無造作に積み上げて海外のように
玄関前のこちらのコンソール。Mayaさんは帽子やバッグ、サングラスなどを置く場所として使用しています。積み上げられた帽子たちや、その他のファッション小物などが無造作に置かれたこちらの一角は、まるでハリウッド映画に登場するヒロインのお部屋のよう。お出かけ前の準備が楽しくなりそうですね。
■ハンギングでスペースの有効活用
pear-pandaさんはIKEAのハンギング収納を使用。クローゼットの高さを最大限に活用した収納が実現されていますね。さらにどんな帽子があるのか、一瞬で確認することができます。そしてバッグを収納することも可能。
■外出用品をお部屋に持ち込まない
t.t.t.kaoさんのお家には、玄関に3帖のシューズクロークがあるそう。靴や外出用のジャケット、そして帽子などをこちらにしまっています。帰宅したら、外出で使用していたものはすぐにこちらに置いてお部屋へ。リビングなどが散らからない仕組みづくりや、新居を建てる際にぜひ参考にしたいですね。
一度は憧れる......帽子ディスプレイ
帽子をいくつも持っているようなおしゃれさんは、帽子をお部屋にディスプレイすることを一度は夢見ますよね。そうは言っても手段はさまざま。ここでは、これまでご紹介してきた「吊るす」と「置く」の両方を総決算するかのようなディスプレイ収納をご紹介します。
■手作りの近未来的な透明シェルフ
キャップをたくさん持っているReYさん。アクリル板を使って、こちらのシェルフをDIYされました。キャップのデザインを邪魔しない、透明のアクリル板をセレクトしたのがとてもセンスありですね!そしてその透け感は、近未来的な雰囲気もあります。毎日こちらのシェルフを眺めて、うっとりできそうです。
■タイポグラフィと一体のアート
玄関の大きな窓上の壁を使って、タイポグラフィのウォールステッカーと一体となった帽子ディスプレイを作られた実例。帽子がアート作品の一部になっていて、まるで海外のおしゃれなお店に来たかのようですね。お客さまをお出迎えしたときに、とても感動してもらえそうです。
■洋服店のようなラックとスタンドをDIYで
海外の洋服店のようなこちらのお部屋。帽子ラックと隣のハットスタンドは、なんとak3さんがご自分でDIYされたそうですよ。帽子ラックは、脚の下部分をグレーに着色することで、ホワイトインテリアに馴染むように。お店にあるようなものを見事に仕上げた、そのアイディアとクオリティーに驚きです。
何かとしまい場所の迷子になってしまう帽子。挑戦できそうな帽子収納は見つけられたでしょうか。収納の仕方によって、帽子を身に着けたときの印象も変わってくるもの。ぜひ大切にしまって、ファッションにもっと磨きをかけてくださいね。
執筆:Lisa