みなさんのおうちには、神棚がありますか?付けたいと思っていても、大きさや形などがネックになってしまうことも。しかし最近は、インテリアに馴染む神棚も多いんです。
スペースを活用して
神棚を置きたいけれど一歩踏み出しにくいという方は、お部屋にある棚や窓、DIYしたアイテムなどを活用するという方法も。さりげなく手軽に神棚スペースを設けることができます。ナチュラルな神具を準備したりスペースを活用したりして、おうちに合ったやり方を見つけてみてくださいね。
■棚の上に置いてナチュラルに
棚の上の空いたスペースに、ウッド調のナチュラルな神棚を置いています。デザインも洗練されていて、一目見ただけでは神棚とは思えないスタイリッシュさがあります。yuuさんも、神棚っぽくないところがお気に入りなんだそうです。
■明かりとりの窓辺に
Jane-Alphonsineさんは、お部屋の上の方にある明かりとりの窓辺を神棚代わりに。外からの光が差して、神聖な雰囲気になりますね。横長なので十分なスペースがありますが、物を置きすぎないように気をつけているそうです。さりげなく神棚を設けたいという方にぴったりの方法です。
■ディアウォールの棚に
キッチンに取り付けたディアウォールの棚を、神棚としても活用しています。サカキはクリアなフラワーベースを使い、お供えものの器も、シンプルで小さめのものを選んでナチュラルな雰囲気に。コンパクトに収めていますが、余裕のある空間使いで特別な空気感をかもしだしていますね。
壁に掛けるタイプ
神棚を置くスペースがなかったり、お部屋の高い位置におまつりしたいという方には、壁を使った掛けるタイプがおすすめです。飾り棚感覚で気軽に神棚を作ることができますよ。木材のナチュラルなものやモダンなモノトーンテイストなど、インテリアを楽しみながら取り入れられそうです。
■フレーム型の飾り棚で
フレーム型の白木の飾り棚をベースに、オリジナルの神棚を作ったharu148cmさん。囲う形になっているので、空間が引き締まりますね。お札飾りや神具は、きちんと感がありながらもシンプルで、仰々しくなりすぎない絶妙なバランスに。壁の白さも味方に付けた神棚作りです。
■飾り棚感覚で使える神棚
まるで飾り棚のような、micoシリーズというナチュラルテイストな神棚。上はお札掛け、下は神具台というセットです。神具台はボックスタイプなので、落下の心配なく使えて安心です。sonomiさんの洋風のおうちにも、ぴったりマッチしたそうですよ。
■雲形のハンドメイド作品
キュートな存在感で引き付ける、雲形の神棚。こちらは、作家さんの作品なんだそうです。神具やサカキモチーフもデザインされているので、手軽にお札をまつりたいという方にぴったりですね。ayaさんは、木のぬくもりとコンパクトなサイズ感が可愛いと感想を教えてくれました。
■シックにモノトーン神棚
モノトーンでモダンなデザインのおしゃれな神棚。お部屋のインテリアに引けをとらない高級感があります。お札かけの前には半透明の板が設置されているので、やわらかな見た目に。memeさんのようなシンプルモノトーンのお部屋にも、凛とした空気感で佇みます。
新築やリノベーション時に棚を設ける
これからおうちを建てたりリノベーションなどの予定がある方は、作り付けで神棚スペースを確保するのもいいですね。場所があることで、自然と神棚と向き合うことができるように。適切な場所に理想の神棚を作れるのもポイントです。神棚をおうちの一部として取り入れられますね。
■最適な場所にニッチ風空間を
koma42chima1128さんは、間取りを決めるタイミングで、南向きで上が屋根の場所に神棚スペースを確保したそうです。広めに取られたニッチスペースで、神具を置いても余裕がありますね。奥行を使った神棚は壁がフラットに見えるので、お部屋が広く感じられます。
■お部屋にあったスタイルの神棚をチョイス
ボックスタイプの棚を取り付けている、pokarinaさんのおうち。輸入住宅用の棚ということで、個性のあるフォルムにクロスと同色のライン入りという、デザイン性のある作りです。中に収めた神具も、キレイな色使いが印象的なシンプルタイプを選んでいます。可愛らしさも感じられる和洋がミックスされた神棚です。
■扉付きなら、場合に応じて開け閉めできる
上に部屋がない和室に、チェッカーガラス付きの神棚スペースを設けています。扉が閉めてあったら、まさか神棚とは思えません。来客時や閉じておきたい場面では、簡単に対応することができます。両開きの扉を開けておくというのも、神棚の入り口として高貴な空気感を感じて素敵です。現代の生活にあった神棚の形ですね。
神棚は少しハードルが高い気がしていました。しかし、インテリアに似合う神棚なら、思ったよりも気軽に取り付けられそうです。お部屋の中におまつりする場所を持つことで気持ちが引き締まり、日々を丁寧に送るきっかけにもなりますね。
執筆:Hirari