インテリア雑誌やSNSなどで見かけるおしゃれなディスプレイ。マネしてみたいけど、難しそう……と諦めている方に朗報です!実は、理想的なディスプレイはセンスではなくコツを知ることで実現することができるんです。
余白を楽しむ
棚を飾るときに好きなアイテムを欲張って飾ってしまうと、詰め込み過ぎて雑然とした印象になってしまうことも……。ディスプレイは適度に余白を残して、空間を楽しむ余裕が大切です。そんな「余白」を上手に取り入れていらっしゃるユーザーさんの実例をご紹介します。
■アイテム数を絞って間隔を空ける
キッチン背面棚のディスプレイを紹介されていた、s.houseさんの実例です。ディスプレイは厳選されたお気に入りの北欧雑貨を飾られていましたよ!飾る物の数を絞り、アイテム同士の間隔を空けることで、抜け感のあるディスプレイが完成しています。
■サイズの小さなものを選んで飾る
アイテム数が多くても、すっきりした印象のReikoさん宅のディスプレイ。その秘訣は、飾る物のサイズ選びにありました。サイズの小さなアイテムを選ぶことで、余白が生まれ、すっきりとした印象に。配置されているアイテム同士の距離感にも余白が意識されています。
■白やガラスのアイテムで余白を感じさせる
ディスプレイするアイテムの色や素材を変えると、同じ数のアイテムを飾っていても見え方が変わってきます。白色やガラス素材のアイテムは空間を圧迫せず、余白を感じさせてくれます。yukoさんの実例では、背景の白い壁紙に白色のフラワーベースが溶け込んで、スペースにゆとりが生まれています。
カラーは3色にとどめる
次は、飾ってあるディスプレイの色に着目してみましょう。カラーを3色までにまとめるだけで、ワンランク上のディスプレイができるようになりますよ。
■白×ブラック
カラーをまとめやすいモノトーンスタイルは、インテリア初心者でも洗練されたインテリアを作りやすいのが魅力です。すっきりまとめやすい一方で単調になりやすいモノトーンスタイルも、k.home1224さんのようにグリーンをポイントで入れることで、生き生きとした潤いのある空間にすることができますよ。
■木目×シルバー×ホワイト
躍動感のある枝ぶりのグリーンが目をひくmaronさん宅のディスプレイ。ナチュラルで上品な雰囲気のディスプレイは、木目とシルバー、ホワイトをメインにコーディネートされています。ディスプレイに大きめなミラーが入ることで空間が広く見え、奥行きが感じられます。
■ホワイトで統一
ホワイトで統一されたディスプレイが清々しい、Rさん宅の実例です。他のカラーだと物足りなく感じることもある1色づかいも、ホワイトなら潔く清潔感のあるコーディネートになりますね。白で統一された空間に飾られたお花の美しさが際立ちます。
スタイルや素材、アイテムに統一感を持たせて
自分の好きなものばかりを集めて飾っていると、いつの間にかインテリアのスタイルに合わないアイテムを並べてしまったり、雑多なディスプレイになってしまうことも。スタイルやアイテムの統一感を意識したディスプレイを心がけることで、センスアップもつながりますよ♪
■アンティークアイテムで統一する
アンティーク調なアイテムが並ぶkimiさん宅のディスプレイ。重厚感のあるアンティークアイテムで統一されていて、まるで海外のお部屋のように格好良く決まったディスプレイです。スタイルと使用するアイテムのテイストを絞ることで、上質なディスプレイを実現することができますよ。
■フェミニンスタイルで統一する
思わずキュンとしてしまうフェミニンスタイルのディスプレイを実践されていたのは、sayuriさんです。ピンク、ホワイトを中心にゴールドやシルバーも入っていて、上品で高級感のあるコーディネートになっています。背の高いアイテムと低いアイテムをうまく使い分けて並べていらっしゃる点も参考にしたいですね。
■アイテムの素材を統一する
テイストだけでなく、アイテムの素材を統一することでより上質なインテリアを作ることができます。MIARAさんは、棚の上段は陶器のもの、下段はガラスのもので統一されていらっしゃいましたよ。どれもアンティークさが感じられるテイストのアイテムをチョイスされている点にも注目です。
棚のディスプレイをする際に抑えておきたいコツやセンスアップにつながる法則をご紹介しました。こうした内容を踏まえてディスプレイを考えることで、今まで以上に素敵なディスプレイスペースを実現できるはずです。ぜひご自宅の棚でディスプレイを楽しんでみてくださいね。
執筆:ancoro