お子さんの勉強机や大人が使う作業机などは、必需品ともいえる家具ですよね。しかし大きさのある家具なので、お部屋に合うものを見つけるのは意外と難しいものです。
壁を活用して勉強机を設置
勉強机は、お部屋の配置を考えて壁に沿って置くことが多いですよね。そこでDIYでも壁を活用すると、快適な環境を作ることができます。お子さんの年齢や使い勝手にあわせて方法を選ぶとよさそうですね。また、押し入れの中をそのまま改造するというアイデアも必見です。
■壁に固定して、脚なしですっきり
年齢や環境によって場所を動かしたり取り外したりができるようにと、壁に取り付けるようにして机を設置していました。小学校に入学する娘さんが勉強しやすいように、リビングに設けているそうです。
■ディアウォールで壁を傷つけずに
原状回復が可能な勉強机を、ディアウォール3本で作ったmochaさん。机の前は板壁のようになっていて、ディスプレイや収納など、いろいろな用途で使うことができます。お子さんの好みのスタイルにアレンジすれば、男女問わず喜んで使ってくれそうです。壁に傷をつけずにDIYしたいという方にぴったりです。
■押し入れの中を改造
お子さんのお部屋の押し入れをまるごと使って勉強机にDIY。2段の棚も取り付けて機能的に仕上げていました。壁紙を貼ったりディスプレイをしたりして、押し入れとは思えないほど爽やかで明るいスペースを作りあげているのが素敵です。
独立して使える勉強机
次は、壁ぎわでなくても独立して使える勉強机DIYをご紹介します。もちろん壁に面して設置することもできるので、お部屋作りの自由度があがります。移動もさせやすいので、子ども部屋以外の場所に置きたいというときも重宝しそうです。
■カラーボックスに板を乗せて
taksさんは、カラーボックスの収納力を活かしつつ、机としても活躍するリメイクを実践していました。四隅にフェルトを貼り付けて、傷を予防して滑りがよくなるように工夫しているのもポイントです。このように向かい合わせで使ったり、壁際などに横に並べて使ったりと、配置を変えやすいのも魅力です。
■高さのある机をカラーボックスで
カラーボックスを向かい合わせにして、高さのある机にDIYされていました。横向きに置くので、収納部分が外からは見えにくくお部屋もすっきりしますね。天板部分は、奥に物が落ちないように、L字になるような形で板を置いているんだとか。使いやすい工夫が満載のアイデアです。
■扉が開くおうち型勉強机
こちらの机は、キュートなおうち型です。横にはランドセル掛けもあり、お子さんが自分で片づけられる仕組みも組み込まれています。本物のおうちのように窓と扉もあって、ワクワクしてしまいますね。この扉は開くので、お子さんがここから出入りすることもできるんだそうです。
効率がアップする作業机
最後は、大人も使いやすい作業机のDIYアイデアを見ていきたいと思います。パソコンの置き場所や作業道具の収納など、使う目的にあわせた工夫が施されています。省スペースで機能性を高められる作品も多いので、お部屋の中を広く使いたいという方には特におすすめです。
■一工夫でダイニングとデスクを兼用に
こちらは、食卓とデスクの兼用として作られたDIYテーブルです。1つのテーブルで両方まかなえると場所も取らず便利ですね。兼用するために、天板の裏にパソコンがしまえる場所を設置していました。100均のアイアンバーを取り付けているんだそうです。
■パソコンが引き出せて快適
寝室にあるMomomiさんの作業机は、パソコン置き場がポイントです。引き出せるようにレールを取り付けて、ベッドに座って作業ができるように工夫していました。ベッドが椅子代わりになってくれるので、一石二鳥です。使わないときは中にしまえるので、机の上もすっきりしますね。
■DIYに最適な移動できる収納兼作業台
DIY用の道具が入った収納机をDIYしていたTsuyoshiさん。収納の上が作業台になっているので、道具を出し入れしながら作業を進められるのが便利ですね。片付けも簡単なので、机の上で出しっぱなしになることもありません。
■壁を開くと机に大変身
koharubiさんは、壁を使った折りたたみ机を設置されていました。開いた部分には棚もついていて収納力も抜群です。これほど機能的な机を壁面に作るというのは見事なアイデアですよね。必要なときだけぱっと開いてすぐに作業に取りかかれます。道具などを見せずに収納できるのもうれしいポイントです。
使う人にぴったりフィットしたものを形にできるのは、DIYのよさですね。机作りに活用できるいろいろな便利アイテムを知ることもできました。DIYにチャレンジして、理想のお部屋作りをかなえてみてはいかがでしょうか。
執筆:Hirari