「引出しの中までホテルライクに整える、余分を生まない収納術」 by mrsさん

RoomClipユーザーの収納に関するtipsを紹介する「収納のコツ」連載。

今回は、シックにホテルライクな暮らしづくりをされているmrsさんに、収納の中まで凛とさせる整理整頓のコツをお伺いしていきます。

今回教えてくれたユーザーさん♪

ホテルライク生活を目指し、大幅な断捨離をしながら少しずつ自宅を使いやすくしています！

無駄なく見た目も整える収納づくり

mrsさん宅には都会的に洗練され、心地よい高級感をまとった空間が広がっています。生活感を見せず、スッキリシンプルに暮らしを整えられているのが印象的です。収納はどのように……？と思いながら拝見させていただくと、引き出しの中も気持ちいい！見えるところも見えないところもきちんとさせるのは、日々の意識を高く保つ必要がありそうですが、どのようなことにこだわられているのでしょうか。

「以前は、モデルルームのようなお部屋を目標に、見せない収納をずっと心掛けていました。壁一面の壁面家具にものを隠す！と言ったイメージでしょうか。一見きれいですが、扉を開けると……。

なるほど、デッドスペースをなくすことで、収納を余すところなく活かしているんですね。表にものを出さないようにするには、引き出しや戸棚にいかに効率よくしまうかが決め手となります。ここからは、特にものが多くなりがちなキッチンに的を絞り、mrsさんなりの収納の工夫とコツを教えていただきました。どういった住環境でも応用できるアイデアばかりですので、多忙なひとり暮らしで手が回らない、家族が多いから食器ストックも多く収納はいつもパンパン！という方も要チェックです。

食器をスッキリ快適に整理する3つのコツ

■その1 立てる収納で、お皿にも人にも優しく

「重ねて収納すると、取り出しにくさもありますが、お皿同士の接点が多いので欠けたり傷をつけたりもしやすいのがデメリットだなと感じていました。これを払拭したくて、立てる収納に切り替えました。

■その2 レイアウトの工夫で、デッドスペースをなくす

「私の持っている食器の大きさと枚数を見つめ直し、まず大きいサイズ用の収納アイテムの個数を決めました。後は、残りのスペースをいかにデッドスペースとせず、小さめの食器や小物を入れ込めるかを考えレイアウトしています。箸置きや小ぶりなコップなどいい具合にしまえます。」

■その3 自在に調節できるつっぱり棒を活用する

「グラスなどはつっぱり棒で整理整頓しています。幅などは、収納スペースや自分の手持ちのアイテムにサイズを合わせることができるのが魅力です。

オススメの収納アイテム

初めてトトノシリーズを見た時、ビビビッ！っときたんです。収納を美しく整えることと、機能性のバランスが圧倒的だなと感じました。なにより、自分の使い勝手に合わせてカスタマイズしやすい点が気に入っています。

最後に、収納が苦手な方へのアドバイスをいただきました

「最初、重い腰を上げるところが大変かもしれません。でも一気にやろうとせず、引き出しや棚などなど一部ずつ使いやすく見直してみると良いですよ。少しずつでもものの定位置をつくっていけば、『後はそこに戻すだけ！』が増えていきます。無駄な買い物も減らすことができますし、分かりやすくなればお子様でも簡単に片付けができるので自分自身の負担もだんだんと減っていくと思います。

グッズ活用で有意義な収納を

mrsさんは住まいをホテルライクな理想の空間へと、デッドスペースのない収納を心掛けることで導いていました。でも、ただものを隠すのではなく、隠した先も美しいのが素敵です。その秘訣は、収納の向きや中で活躍するグッズ選びにありました。特に、余計な隙間のできない四角いケースを引出しの中にパズルのようにレイアウトした様はお見事です。また、つっぱり棒をストッパー兼仕切りにしているのも秀逸でしたね。

高級感をまとったインテリアづくりをされているmrsさんが実践する工夫は、意外にもどれもすぐ取り入れられそうなものばかりなのが嬉しいポイント。