RoomClipに登録された新しいユーザーさんの中から、毎回お一人をピックアップしてご紹介する本連載。今回は360度どこを眺めても、心を穏やかにしてくれる美しさにあふれた空間づくりをされているcocokuro0124さんと、そのお宅をご紹介していきます。
今回ご紹介するのはこの方です!
cocokuro0124さん2020年12月に完成した我が家です。家族ひとりひとり、そして犬と猫たちも快適に過ごせる空間を、と考え設計していただきました。田んぼの真ん中に建ち、美しい山並みを見渡せる立地です。日々四季の移り変わりを、2階リビングの窓から楽しんでいます。
清さ満ちる、穏やかな住まい
■余白と雄大さを楽しむ、シンプルナチュラル
cocokuro0124さん宅は、2LDKの中に義理のお父さま用のワンルーム的お部屋を加えた2階建てのお家です。今回拝見させていただいたのは、日々を支える2階LDKを中心とした空間。大きな窓から、周辺を囲む雄大な眺望を楽しむことのできるそこは、開放感を助長するように余白を味わうシンプルなインテリアでコーディネートされています。
お住まいの中でも特に印象敵なのは、ダイニングテーブルの周りに広がるこの眺めです。どこまでも青々と広がる田んぼと、遠くに大きくそびえる山。まるで絵画のような、写真のような……どこか非現実的な現実は、自然と心を捕らえて離しません。
そして、冬、その美しさはさらに幻想的なものへと一変します。昇る御来光は、手を合わせたくなるような美しさだとcocokuro0124さんは教えてくれました。
■白とモダンで整えた、家事の要
御来光を拝む、最高のスポットがダイニングと眺望を正面に見るキッチンです。白を基調に、清々しくモダンに整えられています。
でも、汚れと無縁ではいられないキッチンで白を選ぶのは、ちょっと勇気がいるものではないでしょうか。cocokuro0124さんは、そこにあえて白を選んだのだそうです。毎日『手で触れる排水溝まわり』を保てるよう、リセットするのがマイルールなのだとか。快適な日々を支えるためのプレッシャーは、心地良いものかもしれません。美しい暮らしには、こうしたメリハリも秘められているんですね。
ダイニング側から見たとき、主役になる背面もキッチンの見せ場です。マットな黒で統一した家電やコーヒーアイテムの佇まいで魅せるディスプレイは、美しさと同時に家庭的なあたたかさも感じさせてくれます。モノトーンがつくる硬めの雰囲気を植物やナチュラルな質感で和らげ、なんとも穏やかな表情を引き出す匙加減も、cocokuro0124さん流のコーディネートの魅力です。
■母娘をつなぐ、とっておきの場所
住まいの中のとっておきは、抜群の眺望だけではありません。パウダールームとトイレの間のスペースにつくられたこちらのドレッサーは、『私にとって不可欠な存在』とcocokuro0124さんは語ります。集めているコスメのための宝箱であり、自分を磨く場は、遠巻きにに眺めているだけでも気分が高まってきそう。ここでなら、丁寧に自分を慈しむようなメイク時間を過ごせる気がします。
パラサント(※スペイン語で聖なる木を意味する香木)を焚くのが、cocokuro0124さんのメイク時間のお決まりです。ゆったりサイズのドレッサーには、高校生の娘さんと並んでメイクをすることも増えてきたそう。
今回ご紹介できたのは、cocokuro0124さん宅のほんの一部です。他にもまだまだ、家族の穏やかで快適な日々を願うこだわりの空間がたくさんあります。ぜひ、清く美しいこれまでとこれからの姿もチェックしてみてください。
cocokuro0124さん邸の間取り図
cocokuro0124さん宅には、1階に義理のお父さまのためのワンルーム感覚のお部屋があります。玄関もお互いに気兼ねをしなくて済むようにと、ふたつ。
cocokuro0124さんのお部屋ギャラリー
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執筆:RoomClip mag 編集部